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zoom RSS 【デジタルマイライフ】ワードパーフェクト2.2/3.0

<<   作成日時 : 2004/12/01 23:00   >>

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 Mac上でのワープロは、ずいぶんと色々なソフトを使ってみたが、最も使いやすく、かつ最も早くから使い始めたのが、ワードパーフェクトだった。ワープロソフトの世界的ベストセラーでもある。

 どんな点が使いやすかったか、詳細には記憶していないけれども、表の挿入や段組、イラストや写真など画像ファイルの貼り付けが、簡単にできるのが長く愛用した理由だったと思う。(今では当たり前の機能だが、10年前のワープロソフとは、こんなことすら一筋縄では行かないモノが多かったのだ。この点、95年ごろのマイクロソフトワードMac版など、ダメソフトだった)

 このソフトは、93年に大学でMacを使い始めて以来の付き合いである。調べてみると、もともとはDos上で広く使われている多言語対応ワープロソフトで、それがMacに移植されたらしい。使いやすいので、翌年に自分のMacを買ったときも、大学のMacに入っていたワードパーフェクトをフロッピーにコピーして持ち帰り、自分のMacにインストールして使った(Macは、こういうことが実に簡単にできてしまうパソコンなのだ)。唯一の弱点は、もともと英文ワープロだということもあって縦書き機能がなかったことで、縦書きが必要なときはMacWordやEGWordを使ったが、特にEGWordは、当時まだインライン変換にも完全対応しておらず、不便なことこのうえなかった。

 留学でアメリカに行くと、ワープロソフとはWordPerfectが事実上の標準だった。大学のパソコン初級クラスでは、OSの次にWordPerfectの扱いを習ったし、これ以外のワープロソフトを使う人は皆無といっても良かった。主流だったのは日本と同じVer2.2だったが、友人から最新版の3.0をコピーさせてもらったところ、こちらはなおさら使いやすかった。当然英語版だが、日本語入力や表記は問題なく、これを使って大学の課題のほか、日本語の手紙や旅行記を、ずいぶんと書いた。

 帰国してからもこのソフトへの偏愛は続き、ほとんどの文書を、これで書いた。Windows95発売で世の中が盛り上がっていた95年秋には、一太郎やマイクロソフトワードの日本語版が出たので、人から借りて使ってみたが、どっちも、ワードパーフェクトの操作の快適性には遠く及ばなかった。一太郎は、かつて愛用したワープロ専用機の雰囲気を色濃く残していて、ある意味使いやすい部分もあったが、ページや書式設定の概念がワードパーフェクトに慣れた身としては理解しがたく、さらに画像の貼り付けなどがまるでダメで、縦書き文書を何本か書いただけで、触らなくなった。マイクロソフトワードは、機能や使い勝手はまずまずだったが、とにかく重たく、95年当時既に旧式になっていた私のMacでは、快適性どころではなかった。これは、Macの上位機種に搭載されていた、処理速度が格段に速い「PowerPC」に特化して作られていたからではないかと思う。

 同じころ、日本語版ワードパーフェクトも2.2から3.1へとバージョンアップされ、パソコン雑誌ではそれなりの評価も得ていたが、MSワードと一太郎のシェアが拡大して行く中で、どう見てもワードパーフェクトはマイナーだった。それでも私がこれにこだわり続けたのは、やはり使いやすかったのと、ファイルを人とやりとりする機会がまだあまりなかったので、マイナーなソフトでもさほど不便を感じなかったことがあったのだろう。

 会社に入ってからも、私物Macのワードパーフェクトで企画書や台本などを書いていたが、97年秋ごろ、どういうわけか、印刷機能がまったく使えなくなってしまった。OSとアプリと、何がどうなったのかまるで理解ができなかったが、とにかく、印刷操作をしてもプリンタにデータが送られないのである。悲しいことに、この時既に、日本語版ワードパーフェクトは発売もサポートも中止されていた。ワープロソフトは、書いた文書を印刷できなくては話にならぬ。解決策がない以上、使用を停止せざるを得ず、以降しぶしぶ、文書作成はMSワードで行うようになった。

             *         *        *

 ワードパーフェクトについて、改めてネットで調べてみたが、Mac版はやはり、3.1Jを最後に開発停止。英語版も3.5Eが最後、となっている。開発元だったワードパーフェクト社もなくなり、販売権はノベル社、さらにコーレル社へと移ってしまった。Windows版はCorel WordPerfect Suite 8Jとして、今も発売されているようだが、果たしてどれくらいの人が、使っているのだろう。

 私が最後に使ったMacの中には、大量のワードパーフェクトファイルがある。開くことはできるが、これをMSワードなどにうまく変換するツールがなくて、どうしようもないままほったらかしになっている。昔の文書が必要になることなど、そうあることじゃないのだが、苦心して作り上げてきた文書を、現在の環境に移行できないのは、それはそれで残念なことなのだ。

 このワードパーフェクト問題をきっかけに、ワープロやメールなど、PCの根幹機能は、どんなことがあっても、互換性と継続提供が保証された大手製品を使おうと考えるようになった。






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