旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

アクセスカウンタ

zoom RSS エールフランスA330事故・・・ブラックボックス捜索はさらに続く

<<   作成日時 : 2009/07/11 23:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 5 / コメント 0

画像 大西洋上で謎の墜落事故を起こしたエールフランス(AF)447便のブラックボックス捜索が、7月10日(つまり昨日)で打ち切られる・・・という記事を数日前に書いた

 けれども、これで発見を断念したのかと言うと、そうではないらしい。7月10日で打ち切られるのは、原子力潜水艦とアメリカの探査艇による捜索。フランスの事故調査委員会は、新たに海洋調査船「プクアパ」(Pourquoi Pas?)を投入して、第2段階の捜索を行うと、10日付のCNNが伝えている(毎度毎度、ネタ元がCNNで情けないが)。

 ボイスレコーダー(CVR)とフライトレコーダー(FDR)を収納したブラックボックスは、水没後に自分の位置を知らせる音波信号を出すようになっている。潜水艦と探査艇は、この音波信号の探知のために動員されていていた。しかし、信号を出すための電池の寿命は約30日。10日の予備日を見込んでも、40日間捜索して発見できなければ、音波発信装置の電池が切れたと判断して、捜索を断念するしかない。

 今後は、音波信号ではなくブラックボックスそのものを、水中カメラなどで物理的に捜索することになる。プクアパには水深6000メートルの海底の地形をマッピングできるソナーが搭載されているという。これを使って、機体後部の残骸が散乱している地点を見つけ(ブラックボックスは機体の尾部近くに搭載されている)、有人の深海探査艇を潜行させれば、ブラックボックスの発見は、もしかすると可能なのかも知れない。しかし、原子力潜水艦が1カ月以上かけて信号すら探知できなかったブラックボックスが、果たして海上からのソナー探索で見つかるのだろうか。ハードルはより上がったと見るべきではないだろうか。

 ブラックボックスが発見できなければ、航空業界は、最新鋭のハイテク機が原因不明で全損するという恐れをかかえながら飛び続けることになる・・・今月3日のCNN記事はそのように結ばれている。


画像
【写真】捜索に投入される海洋調査船「プクアパ」(Pourquoi Pas?) 6600トン 
関連記事「A330の事故原因を考えてみる」(6月3日)

関連記事「原因は速度計の異常?」(6月10日)

関連記事「ブラックボックスは回収可能・・・専門家が見解」(6月13日)

関連記事「エールフランスA330事故・・・「リアルタイム送信への移行を」専門家コメント」(6月16日)

関連記事「エールフランスA330事故・・・「エールフランスA330事故・・・捜索は7月10日で打ち切り 」(7月2日)





テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(5件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
エールフランスA330事故・・・捜索は7月10日で打ち切り
 リオデジャネイロ発パリ行きのエールフランス(AF)447便のA330が大西洋で謎の墜落事故を起こしてから、1か月になる。日本では続報がほとんど伝えられないので、事故のことそのものも日本人の記憶から消えかけているのではないかと思うが、発生後10日ほどはコンスタントに長文のレポートを出していたCNNも、さすがにこの2週間ほど、散発的な記事がちょこちょこ出るだけになっている。捜索や原因調査がこう着状態で、進展がないからなのだろう。 ...続きを見る
旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝え...
2009/07/15 22:32
エールフランスA330事故・・・「リアルタイム送信への移行を」専門家コメント
 大西洋上で突然消息を絶ったエールフランス447便墜落事故(A330)から2週間ちょっとになる。1週間ほど前のブログで、「ブラックボックスが発見・回収できない事態に備え、CVR・FDRの内容をデータリンクで常時外部に送信することができないか・・・今回の事故を契機に、そういう議論も出てくるかも知れない」(「原因は速度計の異常?」6月10日)と書いたが、専門家からさっそくそういう意見が出ている。 ...続きを見る
旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝え...
2009/07/15 22:33
エールフランスA330事故・・・「ブラックボックスは回収可能」専門家が見解
 今月1日に起きたエールフランス(AF)447便の墜落事故の続報は、英語圏のメディアが相変わらず詳しい。特にCNNのインターネット版には、毎日のように長文の記事が掲載されている。記事の発信地も、パリであったりリオデジャネイロだったり本国アメリカであったり、多岐にわたる。航空に詳しい記者が、直接取材して書いている。現地報道をそのまま翻訳して伝えるだけの日本のメディアとは、大違いだ。前にも書いたが、本件事故は、アメリカの航空会社が起こしたわけでも、アメリカのメーカーの機体が落ちたわけでもなく、... ...続きを見る
旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝え...
2009/07/15 22:34
エールフランスA330事故・・・原因は速度計の異常?
 エールフランス447便(A330・乗客乗員228人)の事故から、10日になる。日本ではベタ記事程度の報道しかされなくなってしまったが、CNNなどを見れば、捜索や原因調査の状況が、日本のメディアよりもはるかに詳しくわかる。アメリカの航空会社やメーカーが関わっているわけでもなく(A330は欧州製)、アメリカ人が多数搭乗していたわけでもないのだが、航空大国だけに関心は高い、ということなのだろう。 ...続きを見る
旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝え...
2009/07/15 22:35
エールフランスA330の事故原因を考えてみる
 リオデジャネイロからパリに向かったエールフランス(AF)447便(A330-200、乗客乗員228人)の行方不明が伝えられてから、48時間とちょっとになる。日本時間のきのうには、大西洋沿岸の都市レシフェから北東1200キロで機体の破片が見つかり、墜落したことが確認された。 ...続きを見る
旅するデジカメ・札幌発<見る・残す・伝え...
2009/07/15 22:36

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
エールフランスA330事故・・・ブラックボックス捜索はさらに続く 旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる