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zoom RSS 石狩浜の座礁貨物船・・・離礁作業あすにも

<<   作成日時 : 2010/03/27 21:51   >>

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画像 「砂浜に貨物船が横たわる異様な光景を見物するチャンスは、しばらく続く」だろうという憶測記事を前回書いたが、訂正する。きのうの北海道新聞によれば、ドンフォン号の船主はサルベージ船「航洋丸」を現場に向かわせ、あす(28日)にも離礁作業を開始するのだという。5000トン級の大型貨物船をいつまでも座礁させておくわけにはさすがに行かず、ましてや船を放棄して解体などもってのほか、高価な船を一日も早く本来業務に復帰させるため、早急に撤去作業を始めるらしい。当然すぎるくらい、当然の話だが。


画像 3日前、時間の都合で船の間近まで寄って撮影ができなかったのが心残りだったので、きょう午後、再び石狩浜までクルマを走らせた(物見遊山とでもなんとでも言ってくれい)。前にも書いたように、座礁現場に行くには石狩湾新港の東埠頭を目指すのが最も手っ取り早い。だが、なんと・・・東埠頭から現場付近へ向かう道路は「工事関係車両以外通行止め」。車止めがされ、警備員が常に見張っている。聞けば警備員氏「作業に支障があるので、関係車両以外一切通すなと、警察からの指示です」。なるほど・・・警察の考えそうなことだ。そりゃ確かに、座礁事故がテレビ・新聞で報道されて以後、珍しい光景を一目見ようと野次馬が押し掛け(もちろん私もその一人)、道路が一時渋滞する事態にまでなっているというから、そういう野次馬のクルマが現場付近にワンサと路上駐車されちゃ作業に支障が出るというのもわからんことはないが、撤去作業は明日からだ。土曜日のきょう、工事車両がひっきりなしに出入りするような状況ではないんだから、駐車禁止帯を設定するくらいにして、見学の一般車両を通してくれてもいいじゃないか、ケチ!と思う。(駐車禁止のためにコーンを設置したり、駐車されないように見張りを立てるくらいなら、道路の両端で通行止めにしたほうが手間がかからない、というのもわかるがね)

 しょうがないので、東埠頭にクルマを置き、歩くことにする。現場までは1〜2キロ。たいした距離ではない。「車両通行止め」なのだから、ヒトが歩いて通るぶんには問題なかろうと、警備員の脇を堂々と横切ったが、見ているのかいないのか、何も言われなかった。現場まで、急ぎ足で約15分。

  船体の状況は、3日前とまったく変化無し。傾斜が増している様子もない。ただ、撤去作業の準備なのか、船の目の前はロープで立ち入り禁止にされ、ショベルカーと作業員数人が、何やら動き回っていた。車両を通行止めにしても、見物人はそれなりには来ている。常時10人くらい。私と同じように東埠頭の方から歩いてやってきて、写真を撮ってすぐに帰って行く。一人者だったり、カップルだったり、家族連れだったり。

画像 道新記事によれば、ドンフォン号の船底は平らで幅が約18メートルあり、遠浅の砂地に着底しているため横転の危険性も少ないのだという。要は砂地にがっちりとめりこんでいるということ。そりゃ、自力じゃ動くわけがない。離礁作業は船にワイヤーをかけて引っぱり出す計画らしいが、相当なパワーが必要なはず。ま、そのへんも十分考慮した上での「航洋丸」の投入なのだろう。

 ちなみに道新記事は航洋丸(右写真)を「サルベージ船」と表記している。あれ?と思った。サルベージ船とは、海中に沈んだ船を吊り上げるための大型クレーンを装備した船だとばかり思っていた(航洋丸にそういう装備はない)が、調べてみたら、座礁した船を引っ張り出す作業もサルベージに入るのだそうだ。だとしたら、「航洋丸=サルベージ船」でも誤りじゃないのだろうが、クレーンを持たないのだから、やはり「大型タグボート」くらいの表現の方がわかりやすいのでは、と思う。作業全長86メートル、総トン数2096トンだから、サイズとしてはドンフォン号の半分弱。そこに強力なエンジンと低速でトルクを発揮できるプロペラ(スクリュー)を搭載しているというから、連結さえきちんとできれば、砂地から引っぱり出すこと自体はそれほど難しくはないのかも知れない。ただ、乾舷(喫水船から上甲板までの高さ)が低く荒天に弱いのは通常のタグボートと同じらしいから、現場に到着したものの波が高くて作業できず、ということは十分に考えられる。

 ドンフォン号が石狩の浜を離れるのは、いつになることだろう。

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▲ほぼ正面と真横から見た「ドンフォン号」。砂の上にぺたりと座り込んだような状態。これだけ浅瀬に乗り上げて、船体がほとんど傾斜していないというのは、逆に奇跡なのかも知れない。携帯電話のGPSで計測したところ、座礁地点は北緯43度13分18.99秒 東経141度19分11.13秒。地図で調べたら、東埠頭の根本からの直線距離は約1500mだった。

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▲船体後部はまだ水に浮いているようだが、船底の大半が砂地に乗り上げてしまっては、自力脱出ができないのはよくわかる。

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▲船の周辺には常に5〜10人程度の見物人。写真を撮ってすぐに帰って行く。この程度の野次馬のために、道路を閉鎖するほどのものだろうか。

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▲船上に見えた乗組員らしき姿。新聞によれば、船内には食料も水も1か月分ほどあり、乗員の健康状態も問題ないのだそうだ。私は、ひょっとすると乗員の救出作戦、あるいは食料の補給作戦が実行されるのでは、と思っていたのだが、その心配はなさそうだ。

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▲東埠頭側からドンフォン号を見ると、こんな感じ。かすんで見えるのは、雪のため。ドンフォン号を見ようと歩いて行く人の姿が点々と見える。
▼ドンフォン号の離礁作業について伝える、地元テレビ局のニュース(3月28日)

▼こちらは、murarin708さんが撮影した座礁現場の様子(3月22日)






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