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zoom RSS 安定政権を望んでいながら与党に不信任を与えるとは、何という負節操さだろう

<<   作成日時 : 2010/07/10 23:00   >>

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画像 あすは参院選の投票日。各種世論調査はそろって、民主党の過半数獲得は難しいと予測している。報道各社の終盤情勢分析はだいたい当たるから(前回の総選挙でも、各社は早々と民主党の大勝を予測していた)、ほぼ、その通りの結果になるのだろう。

 ねじれ国会の再来。衆院で3分の2を持たない民主党は、国会で法案を思うように通せなくなり、管直人政権はそう遠くない将来に、行き詰まるだろう。鳩山幸夫を下回る「短命政権」となることも、現実味を帯びて来ている。非自民のどこかの政党と劇的な連立樹立があれば別だが、今のところ、その可能性は極めて低い。

 それにしても・・・と思う。毎度のことなのかも知れないが、国民はこの国の政治のカタチがどうあるべき、と考えているのか、さっぱりわからない

 6月に鳩山が辞任したとき、日本の総理が4人も続けて短命で終わったと、世界からは笑いモノにされたばかりだ。鳩山に続いて管も短命。それで良いと、国民は考えているのか? 参院選挙で民主党に過半数を与えないということはそういうことだが、それで本当に良いのか?

画像 管が辞任に追い込まれたとして、次に誰が総理になるべきと、国民は考えているのか? 民主党代表選をまたやって、民主党内で首をすげ替えれば、それで満足なのか? それとも、とっとと衆院を解散して総選挙をすべき、と考えているのか? 仮に年内や来年前半に総選挙があったとしても、今の自民党の党勢からすれば過半数獲得は至難の業だが、だったら、どういう政権のあり方が良いと考えているのか? 民主党中心の連立か、それとも自民党中心か? どっちにしても、参院で民主・自民どちらも過半数を制していない以上、連立はガラス細工のものになり、普天間問題で社民党が与党を飛び出したように、ホットな政治課題一つで空中分解する危険性を、常にはらむことになる。

 国民は、安定政権を望んでいたのではなかったのか。短命の総理が続いて世界から笑いモノにされたとき、「こりゃいかん」と国民自身、考えたのではなかったのか。だからこそ、スタート当初の管政権を、高支持率で迎えたのではなかったのか。そう考えていながら、一方の選挙では与党に不信任を与えるというのは、なんという負節操というか、無責任さだろう、と思う。

 考えてみれば、長年の自民党政権時代、自民党はどんなにヘマをやらかしても、政権運営が危険水域になるほどの懲罰を国民から受けることは、1993年の衆院選と2007年の参院選を除いて、なかった。野党の力の無さが最大の理由だが、言ってみれば国民はどんな投票行動を取ろうとも、政権を揺さぶるようなことはなかったのだ。投票結果が政権を左右するようになった今も、国民の多くは自民党一党支配時代のクセが抜けず、あるべき政権の姿まで思い描いて投票することができていない。あすの選挙結果から予想される政局の流動化は、二大政党制が国民にまだ定着していないことの裏返し、とも言えるのではないだろうか。

 財政再建に景気対策、少子化対策などなど、山積みの政策課題を実行していくためには、政局に左右されない安定した政権運営が何よりも必要なはずだが、あすの選挙結果を予想する限り、それは望むべくもない。二大政党制がこの国の政治に定着し、国民一人一人が「責任ある一票」を投じられるようになるのを、待つしかないのだろうか。




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