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zoom RSS 参院選民主党大敗〜これが「民意」なのか!

<<   作成日時 : 2010/07/12 03:55   >>

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 国民は、この国の政治をどのようにしようとしているのだろう。どうあるべきと、考えているのだろう。参院選に示された「民意」を見て、そう強く思う。さらに言えば、わずか11か月前、衆院で民主党に圧倒的多数を与えておきながら、この手のひら返しよう、変わり身の早さ、不定見さを、どう解釈するのが妥当なのだろう。

 民主党が参院で過半数を失ったことで、主要政策の多くは頓挫を余儀なくされるだろう。子ども手当も、高校授業料無償化も、この先どうなるかはまったくわからなくなってしまった。政治は混迷の度を深めることになる。早々と続投を宣言した菅直人総理とて、そう長くはもつまい。短期での総理交代で、日本はまたしても世界から笑い者にされる。

 政局の流動化、政権の不安定化、政策実行の不確実さ。これが国民の意志であり、選択なのか。ならば国民は、政治に何を求めているのだろう。早く衆院を解散し、政権を自民党に明け渡せと言っているのか。それとも、本来の民主党案は骨抜きになるのを承知の上で、他党と協調しつつ政策を修正しながら実行せよ、と言っているのか。どっちにしろ、11か月前、衆院選で示した「民意」などきれいさっぱり忘れた変わり身の早さは、政権交代を前提とした議会制民主主義が未だに国民に根付いていない証拠と見るべきか、それとも、どうしようもない国民の「本性」と見るべきなのか。

 そうであるならば、2年弱でめぐってくる国政選挙のたびに政権が不安定になり、安定した政策実行ができないこの国の制度は、このままで良いのだろうか、と思えてくる。参議院の権能と、選挙の仕組みについてである。法案の議決などで、衆院の大幅な優越を認めた上で、参院には決算議決権のような衆院のチェック機関のような機能を持たせるべきないのか。選挙制度も、全国区の完全比例代表とし、少数意見をもっと反映できるような仕組みにすべきではないか。

 選挙によって政権を選ぶ。民主主義国家にとってごく当たり前のことが、戦後60年間実現できてこなかったツケが、いま一気に噴出しているような気がする。




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