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zoom RSS 酒井法子の角松敏生カバー曲「NOEND SUMMER」「BEACH'S WIDOW」は無断録音か?

<<   作成日時 : 2011/01/18 23:00   >>

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 角松敏生の名曲「NOEND SUMMER」「BEACH'S WIDOW」を酒井法子がカバーして歌っている・・・というウワサを聞き、Googleで検索したら、簡単に音源が見つかった。しかも、YouTubeで。ひゃぁぁぁ! ウワサには聞いてたが、本当に音源を聞けるとは思わなかった! てっきりプロモーション用の限定版とか「幻の音源」のたぐいだと思っていたら、ちゃんとアルバムとして発売されている曲じゃないか(2003年「Moments」)。

 この酒井法子の話、私は2年前のコンサートで、角松氏本人から聞いた。ちょうど、酒井が覚醒剤所持で逮捕され、世間が大騒ぎしていたころだった。「いま話題の酒井法子さんが、ボクの曲をカバーしてるんですよ。NOEND SUMMERとBEACH'S WIDOW。音源を送ってくれた人がいるんです」という話しぶりからして、作詞作曲者である角松敏生氏には無断でCD化されているようだった。だって、正式な許諾を取ってレコーディングしているなら、「(誰かが)音源を送ってくれた」ではなく、しかるべきルートで音源を送達するだろう。日本の音楽業界は、他人が作った楽曲を勝手に歌ってレコーディングしてCD発売して、いいのか!? 

「NOEND SUMMER」酒井法子


「BEACH'S WIDOW」酒井法子


 この2曲が無断録音ではないかと疑う理由は、「BEACH'S WIDOW」というタイトルそのもの。英語がある程度わかる人ならすぐに気づくが「BEACH'S WIDOW」というタイトルは、英語としてあり得ないくらいに変。作詞作曲者の角松敏生氏本人は、この曲が収録されたアルバム(「ON THE CITY SHORE」1983年)をリリース直後にそのことをアメリカ人DJに指摘され、えらく恥ずかしい思いをしたのだという。彼は当時22歳。「初期の作品は、歌詞の英語もちゃんと考えずにノリで書いていたから、いま聞くとおかしなところが結構あるんです」。その後リリースされた企画版では「A Widow On The Shore」に改題され、コンサートで歌うときも「BEACH'S WIDOW」の部分は別な歌詞に置き換えている。「もうBEACH'S WIDOWなんて、恥ずかしくて歌えない」と。だから、酒井法子の音源を聞いたときには「Beach's Widowって言うな!」と切れそうになったのだとか。 本人がそう言うってことは、作詞作曲者に無断で、勝手にレコーディングして勝手にCD化しちゃったってことだろうなぁ。作者自身が「恥ずかしくて歌えない」ような歌詞とタイトルを、他人が歌うことを、許可はしないでしょう。

 ところで、上でも簡単に書いたが、角松敏生のこの2曲は2003年にリリースされた酒井法子のアルバム「Moments」に収録されている。このアルバムは、酒井がお気に入りの1980年代のポップスをカバーした企画盤で、山下達郎「Morning Glory」、竹内まりや「September」など、この手の音楽が好きな人にとっては「往年の名曲」が収録されている。山下達郎や竹内まりやからも正式な許諾を取っているのか知る由もないが、そういえば山下は昔自分のラジオ番組で、「自分の楽曲が勝手にカバーされ、ファンが音源を送ってくれて知ることがある」なんて話していたことがあった。

 このアルバムについて、たけひろゴールドさんがブログで、興味深い解説をしている。酒井にこういう楽曲を聴かせてファンにさせたのは、サーファーだった元夫だというのだ。 「ダーリンにステキな曲をたくさん教えてもらったの。で・・・その中でも特に素敵な曲たちを、私自身でカバーしてみたくなっちゃったの〜!エヘ・・・みたいな感じで作られたのが、このアルバムなんだよな」とのこと。ステキな曲を教えてもらって、ついでにクスリまで教えられちゃった、ということか。「今、彼女にとって、このアルバムはどんな意味合いを持つのだろう?」と、私もたけひろゴールドさんと同じことをつぶやきたくなる。

 音楽って、実はけっこう、コワイんだよな。

【追記】この記事に埋め込んだYoutubeで聞けた酒井法子の超貴重な音源だが、残念ながらレコード会社の申し立てにより、削除された模様。著作権侵害と言えば、まぁそうだからしょうがないが、いろいろな意味で歴史的価値のある貴重な音源なのだから、ああいうカタチで多くの人が聞けた方が公の利益になるじゃないか、と思うのだが、そうはいかないらしい。ケチッ! Youtubeを検索すると、実に多くのアーティストのライブ映像やテレビ出演映像、CD音源に適当な絵を付けたビデオクリップなどがアップされていて、著作権法を字面どおり解釈すれば、みな違法だ。が、削除要請してどんどん削除するアーティストと、放っておくアーティストに分かれる。放っておく人は、「違法であれ何であれ、自分の音楽を聴いてくれるならそれでいい」と考えているのだろう。アーティストは、その作品を聞いてもらってナンボ、の商売だ。なら、Youtubeへの違法アップロードなどに目くじらを立てず、自由に聞いてもらえばいいのに、と思う。そして気に入ったら、CDやDVDが売れるのだ。プロモーションの一環、という考え方が、どうしてできないのだろう。
 と言うわけで、長くなったが、酒井法子の「Moments」はAmazonで入手可能。聞きたい人は、買いましょう!
Moments
インディーズ・メーカー
2003-09-06
酒井法子

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