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zoom RSS 少子化対策の特効薬・・・社会の利便性から個人のシアワセへ、価値観を変えることだ

<<   作成日時 : 2011/03/23 22:00   >>

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 国(=政府)による子育て支援の必要性について考えていたら、こんな記事を見つけた(「少子化を食い止める、最善の方法とは?」 )。「景気・雇用の改善」とか「子育て費用の補助」とか月並みな内容に混じって、「くじ引きで強制的に見合いさせ、成婚者には現金給付」などと過激なアイディアも取り上げているが、「先進国は軒並み少子化が進んでいます。しかし、各国で急速な少子化を克服した例はほとんど聞きません」と、平凡な結論でまとまっている。

 私が思うに、たった一つのことを実行すれば、少子化は劇的に改善する。それは、「8時間労働の厳守」だ。

 オフィスワーカーなら、午後5時に絶対に仕事をやめ、午後6時には確実に帰宅する。サービス業に従事する人も、1日8時間のシフトを厳守。超過勤務には、雇用者への懲罰的意味も含めた高額な割増賃金を法律で定め、違反者がいないか厳しく監視する。国民は、「余暇時間」「ゆとりの時間」が大幅に増える。手に入った時間で何をするか・・・ということになる。

 もちろん、こういうことを徹底的にやれば、いろいろ不便なところは出てくるだろう。ビジネスの世界では、午後5時を過ぎれば翌日まで待たないと仕事が進まないとか、連絡が取りづらくなるとか、サービス業は長時間営業がやりにくくなるとか、残業を避けるために他人の仕事は手伝わなくなる、とか。けれども、それでいいのだ。

 要は、社会全体の利便性よりも、個人のシアワセに価値を置くように、世の中の仕組みを変える、ということだ。

 少子化対策について、最近特に思うのだが、その理由が「国の将来のため」みたいに語られることに、非常に違和感を感じる。子どもを持とうと持つまいと、本来それは個人の勝手なのだ。子育ては、やりたい人がやればいい。やりたくない人は、やらなくていい。それだけのこと。私は、それぞれの「勝手」ができるだけ尊重される世の中が住みやすい世の中だと思うし、そのための折り合いを付けるのが、国=政府の仕事だと思う。

 だから、国がやる子育て支援も本当は、「子どもを持ちたい人」の勝手がどうしたら通りやすくするか、という考え方でなくてはならない。国の将来のために子育てしやすくしましょう、なんて考え方じゃ、兵力増強のために結婚・出産を奨励していた戦前と変わりがない。

 出産・子育ては、個人が個人のシアワセのために行う、極めて個人的な営みであることを認め、そこに価値を見出すこと以外に、少子化を食い止める処方箋はない。「先進国」と呼ばれる国では、とっくにやっていることである。




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