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zoom RSS 沖縄にてF〜5.15沖縄平和行進

<<   作成日時 : 2011/05/15 12:23   >>

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画像 本土の施政復帰の記念日となる5月15日、沖縄では「平和行進」と銘打って、基地撤去などを訴えながら県内各地を練り歩くのが恒例だ。今年は、宜野湾市の普天間基地の周辺を二手に分かれ、7〜8キロを歩く。本土流のメディア用語で言えば「デモ行進」ということになるが、沖縄のメディアは「デモ」という表現を使わない。「デモ」という言葉には反体制的な匂いが漂うのか、それがメディアに載るとどことなく冷ややかなニュアンスが出てしまうのだが、「デモ」という表現を敢えて廃しているところに、住民(視聴者・読者)と一体であろうとする地元メディアの意志が感じられる。

 この平和行進、注目すべきはその規模の大きさだ。震災の影響で今年は規模を小さくしたと言うが、集まった人は5000人は下るまい。行進団の全長は500メートル以上になる。(いずれも私の目測。主催者発表ではもっと大きな数字が出て来るだろう) 労組が大動員をかけていることを差し引いても、これだけの人が集まるのはすごいと思う。私の住む北海道では、「デモ」と言えば普通はせいぜい100〜200人。500人も集まれば大デモ、1000人を超えたら超大規模デモだ。(言うまでもないが、北海道の人口は沖縄の約5倍である)

 それに、5月とは言え、蒸し暑い沖縄で、ノボリを持ったりシュプレヒコールを上げながら7キロも8キロも歩くのは、けっこうゆるくない。隊列維持や交通整理のためにもそれなりの人数が必要だし、警察との折衝だって労を極めるだろう。それでもこういう行進が組織され、そこに人が集うのは、基地問題や平和に対する当事者意識が、本土民とは比べものにならないくらい、熱いからだと思う。

 この熱気を、本土のメディアは伝えないし、伝えようともしない。震災があったとは言え、鳩山由紀夫が、「普天間基地は最低でも県外移設」と語った約束が守られるかどうかが大注目となり、沖縄報道が過熱した去年5月とは、別世界だ。いま思えばあの騒動は、どうせ約束など守られないだろう(事実、その通りになったが)という冷ややかな視線を含みながら、沖縄の現状をショーとして見せただけだったんだろうな、と思う。メディアとして、沖縄に何ら問題意識を持っていたわけじゃない。だから、新たなショーの素材が出現すれば、潮が引くようにメディアの関心は遠のいてしまう。ショーの見世物にされてしまった沖縄の人たちはたまらんのでは、と思う。が、そんなことは織り込み済みとばかりにこうして行進か組織され、集まる人たちと、それを高い温度感で伝え続ける沖縄にメディアは、本当にすごいと思う。

 行進を見ていて、気づいたことがある。沿道やクルマから手を振る人たちが実に多い。本土なら、デモなど厄介者扱いされるのが常だが、ここでは、道路規制で渋滞を強いられるドライバーですら、行進に対して暖かい。行進団の主張が、沖縄県民の多くの共感を得ているからではないだろうか。

 沖縄が何を訴え、何を求めているのか。それはやはり、本土のメディアがきちんと問題意識を持ち、国民に伝えなくてはならない話だ。コトは日本の国内、私たちの同胞に起きている話なのだ。

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