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zoom RSS ビンラディン急襲「作戦は殺害目的」だった

<<   作成日時 : 2011/05/06 21:31   >>

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画像 パキスタンに潜伏中のビンラディンの隠れ家を急襲した米軍特殊部隊の作戦は、ビンラディンの殺害そのものが目的であり、逮捕するつもりなど、そもそもなかった・・・こんな記事が、夕刊に出ていた。米政府筋が共同通信に明かしたというもので、記事の発信地はイスラマバード(パキスタン)だ。

 やっぱり・・・と、まず思う。「ビンラディンは武装していなかった」という報道が流れたあたりから、何かおかしいと思っていたが、米軍はやはり、当初からビンラディンを殺すことを企図しており、見事にその作戦を完遂させたわけだ。

 これは紛れもなく、立派な殺人事件である。考えてもみよう。パキスタンというれっきとした主権国家に、米軍が領空侵犯でヘリを乗り付け、滞在中の者を殺害し、証拠(遺体)を持ち去ったのだ。周到に計画された、極めて悪質性の高い犯罪行為である。パキスタンは、自国の刑法や訴訟手続きに従って、殺害を実行した米軍兵士の引き渡しを求めるべきだし、米軍やホワイトハウス首脳、そしてオバマ大統領も、殺人の共同正犯として訴追すべきだ。たとえ相手が誰であれ、人殺しは罪なのだ。百歩譲ったとしても、「正当な手続きを踏まない人殺し」は、罪なのだ。今回アメリカがやった行為に、手続き上のいかなる正当性も、法的根拠も、私は認められない。

 記事によれば、アメリカがビンラディンを「逮捕」ではなく「殺害」することを決意した理由は、「裁判をやれば数百万ドル(数億円)かかる」、「独裁者やテロ指導者の主張が裁判で世界に知れ渡るのは好ましくない」、「ビンラディン奪還を狙ったテロや人質事件が起きる恐れがある」なのだそうだ。呆れて声も出ない。何という身勝手な理屈だろう。ヤクザだってマフィアだって、ここまで理不尽なことは言うまい。こんなことがまかり通るなら、世の司法手続きは一切無意味、権力者が気に入らない人間は、どこにいようと勝手に襲いかかり、勝手に殺していいことになるじゃないか。三権分立や裁判を受ける権利を保障した合衆国憲法が泣く。これはまさしく、まさしく「ならず者」国家のやり口である。

 世界のメディアは、「アメリカの行為の正当性」「ビンラディン殺害の法的根拠」を大問題として取り上げなくてはならない。




Ocean Radio@2011



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内 容 ニックネーム/日時
沖縄などでの在日米軍兵の凶悪犯罪が国内法で裁かれていないことも同様。
大東亜戦争は欧米の植民地であったアジアの解放戦争の一面もあった。
マハティール元マレーシア首相の有名な演説「もし日本がなかりせば」
白人の正義とや民主主義なんて所詮こんなもの。
白人にあこがれる日本の女最低。
ところで福島原発の事故テロ(危険だから反対意見を押しつぶしてきた自民党・東電・官僚・学者)
についてはどう思う?
還暦ジジイ
2011/05/11 11:21

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