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zoom RSS ビンラディン殺害〜こういう「ならず者」行為はアメリカのお家芸なのだ

<<   作成日時 : 2011/05/06 23:00   >>

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画像 主権国家であるパキスタンに、無許可でヘリで侵入し、潜伏者を殺害し、遺体を持ち去る行為は、どれをとっても何一つ法的根拠が無く、無法者のやることである。アメリカこそが「ならず者国家」そのものだ。ビンラディン殺害が報じられた直後から、そんな印象を抱いてきたのだが、実は、これに似た例が我が国でも起きていたことを、思い出した。2004年8月13日、沖縄の宜野湾市で起きた米軍ヘリ墜落事故である。

 普天間基地に所属するアメリカ海兵隊の大型輸送ヘリCH53Dが、テイルローターのボルトが破損して操縦不能となり、基地から近い沖縄国際大学のキャンパス内に墜落した、このときの事故。駆けつけた米軍兵士が、大学キャンパス内である墜落現場に勝手に非常線を張り、地元警察も消防も近寄らせなかったことが、地元では大問題となった。警察は現場検証ができず、消防も報告書を作成できなかった。基地の外で米軍が警察活動を行うのは、日米地位協定違反である。また、正当な権限なく警察の活動を邪魔すれば公務執行妨害だし、日本領土の一部である大学構内を、大学側の許可無く占拠すれば、住居侵入に当たる。米軍の行為は法的根拠が無く、明らかな主権侵害行為だった。(本土のマスコミは、アテネオリンピックの熱気に浮かれ、さほど大きな扱いをしなかった)

 当時、現場取材に当たった沖縄の記者から話を聞いたことがあるが、米兵は近づく者を威嚇し、カメラを構えようとすると近づいてきて小突いたりレンズを手で塞ぐなど、今にもカメラをたたき落とされそうな、身の危険を感じるような状況だった言う。非常線の外側から事件現場を撮影することは、日本はもちろんアメリカでさえ、正当な取材活動なのだが、そんな理屈は米兵には通用しない。米兵の行為は日本の法律に違反しており、何の正当性もないことくらい記者たちは百も承知だが、それでも高価なカメラを壊されたり、自分がケガをしても、誰も補償してくれるものではない。記者たちは米兵の目を盗むように隠し撮りポイントを探し、それこそ「命がけ」の思いで取材を続けたのだそうだ。

 チカラにモノを言わせた、法令無視の行動は、実はアメリカのお家芸なのである。米軍機が基地外で事故を起こし、 勝手に現場を占拠するような行為は日本で以前も起きている。こういうのは些末な例ではあろうが、イラクやアフガニスタンへの攻撃に見られるように、自分たちのかかげる「正義」のためなら、国際法も、相手国の国内法も何もかも「そんなの関係ねー」としてしまうのが、アメリカの首尾一貫した行動原理なのだ。それは、イラクやベトナム、そして太平洋戦争で民間人を殺しまくったこととも、通じている。前大統領のブッシュは、イラクや北朝鮮を「ならず者国家」と呼んだが、冗談じゃない。自分たちこそ、法を守らない世界最悪の「ならず者国家」である。それでも、あのように国際社会で発言力を持ち、君臨していられる理由はただ一つ。他国を圧倒する強力な軍事力を持っているからだ。

 歴史に見るアメリカの行動原理からすれば、今回のビンラディン殺害など、まさしく「想定内」だ。イギリスやオーストラリアがすぐさま支持を表明したのも、そういうことに半分感覚がマヒしているからなのだろう。それでも、おかしなことにはおかしいと言い続ける責任が、世界の国々とメディアにはあると私は思う。気に入らないヤツは殺してしまえ、裁判にかねるなどカネがかかる・・・そんな理屈がまかり通るようになってしまえば、この世界は闇が支配することになる。




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