旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

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zoom RSS 角松敏生Vogue's Bar 山下達郎vs角松敏生

<<   作成日時 : 2011/09/02 23:00   >>

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 きのう書いた角松敏生のラジオ番組「Vogue's Bar」の音源、YouTubeにまだあった。なんと、ゲストに山下達郎を迎えた、「山下達郎vs角松敏生」のトーク!! なんと超貴重&レア音源だろう!! 角松敏生が山下達郎を師と仰ぎ、初期の楽曲には山下の影響を強く受けて思われるものも多いことは、ファンの間では有名。「この人はボクの歴史そのもの」と角松自身も語っている。だが、2人の対談はこの番組が初、それどころか会うのも初めてなのだと言う。角松敏生=30歳、山下達郎=38歳(いずれもOA当時)。時代の雰囲気たっぷりのこの2人のトーク、聞き逃せませんぞ!


音源はこちらでどうぞ

 こちら、OA日は記されていないが、オープニングテーマがALL IS VANITY収録の「夜離れ〜YOU'RE LEAVING MY HEART」に変わっていし、番組の内容(コンサートインフォメーションなど)から推測するに、1991年7月末ごろの放送だろう。

 それにしても・・・せっかく山下氏をゲストに呼んだのに、角松敏生がずいぶん喋っている。尊敬する山下達郎氏にようやく会えたので、いろいろ彼に向けて話したいことがあるのはわかるが、ホストがそんなに喋ってどうする・・・と突っ込みを入れたくなる。で、番組終盤にようやく出てきた、山下達郎らしい語り。

角松「90年代になって、ヒットしている音楽がいろいろありますけど、あれは達郎さんの「RIDE ON TIME」の時代のヒットとは、違いますよね?」

山下 「今はコンセプトの時代ですからね。ボクは1976年にソロになって、そのとき「Circus Town」という1枚目のアルバムが、2万ちょっと売れたんですね。その頃は、ロック・フォーク・ニューミュージックなんて言葉が出たての頃で、その当時はこのジャンルでアルバム2万売れたら大ヒットだったんですよ。今は100万枚が当たり前の世界でしょ。これは、問題の建て方が全然違うんですよ。そうするとやっぱり、レコード会社は、ボクがソロになった時代には、ボクのアルバムなんか事業計画に組み込んでいないんです。要するに、出したいだけ出せ、と。一種の企業イメージですよね、CIに近いもので、それで商売をしようと誰も思っていないし期待もしていない。ディレクターもそれを望まないし。でも今の時代は、たとえば大きな会社ならロック・フォークで今年の事業計画の何パーセントを達成するというような歯車となって来るわけです。そうすると、それでコンセプトを組み、ビッグタイアップで何十億というお金が動いてね、そうすると、音楽をどうやって作るかということが自ずと変わって来る。それは大変でしょうね。すごく大変だと思う」

角松「たまたまこないだ、ジョーサンプルと話をする機会があって、話しているとボクと同じような考え方を持っていて、悩んでいることは、音楽がすごくマニファクチャーになっていることに徹しているんだ、と。、要するに、クリエーションじゃなくてマニファクチャーということを言ってて、たとえばいい素材を見つけてきて育てて光らせて、ということよりも、とりあえず最もコンセプトに載せやすい素材を見つけてきて、それを作り上げて一気に投資して売る。売って売らなくちゃ困る。売って、売れる間は売る。その後のことはあまり考えてやっていない、というのが現状だと思うんです。それに今売れているアーティストがそれに気づいているか、ということがボクはすごく疑問なんです。だから、コイツらこんなにいきなりこんなに売れて、きっとお金も入ってきて、どういう気でいるんだろう、と思うんですよね」

山下「ただ、けっきょく好むと好まざるとにかかわらず、こういうのが商売になってきたことの結果なんですよね。結局そうすると枚数がね、昔は思いっきり努力して、クソ努力してやっと3万〜5万だったのが、今はその十分の一の手間で、コンセプトだけで、音楽だけに限らず今はコンセプトの時代だから、昔はおいしいものがあると、それを一人でも多くの人に食べてもらいたいからプロジェクトを組んでコンセプトを組んで情宣をかける、と。今は、コンセプトさえあればまずいものもうまいと言って食わせられる、そういう発想だから、モノが全然違うんですね。だけど、結局音楽は音楽でしかないから、あなたの言っていることはよくわかる。結局は、音楽は所詮音楽でしかなくて、悪いモノは消えて良い物は残って行く、ということしか言いようがないから、それは確かに、大きなプロジェクトでお金は動くようになるけれども、それだからイージーゴーイングなものは結局消えて行くし、きっちり作ったものは残る、ということのボクは確信があるから、続けられるようなところがあってね、それがダメだったらこんなにつまんない商売はないもの

角松「ボクも、そこは同感ですね」

 あれから20年。この間に、ミリオンセラーが年に20本も出るようなCDバブルの時代があったと思えば、一転してCDがさっぱり売れない、ミリオンセラーが1枚も出ないCD不況の時代へ。コンサートにさっぱり人が行かなくなり、ベテランたちは売らんがための旧作リメイクや他アーティスト曲のカバーアルバムばかり作る・・・そんな時代が来ようとは、この2人も想像できなかっただろう。

 けれどもこの2人、20年経っても言っていることは基本的に変わっていない。そして2人ともCD制作もライブも、ちゃんと続けている。角松敏生51歳、山下達郎58歳だ。この対談で山下が語ったように、「悪いモノは消えて良い物は残って行く、ということしか言いようがない」を、2人ともちゃんと実践してきた。この2人の音楽に対する姿勢を20年経ってこうして再確認できるとは、なんとラッキーなことだろう。

▼こちらは、山下達郎出演の翌日の回。ゲストは小川エレナ。











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