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zoom RSS 「LCCとはそういうもの」で本当によいのか?

<<   作成日時 : 2012/06/07 18:00   >>

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 いい加減しつこいが、スカイマークの「サービスコンセプト」宣言について、秋本俊二氏がブログに書いていることが、ひどく気になった。秋本氏は、「LCCとはそういうもの」と述べた上で、荷物の収納を手伝わない、丁寧な言葉を義務付けないなどの「”サービス”の部分をカットすることでコストを抑え、LCCは格安運賃を実現してき」たのだとしている。スカイマークのような対応は海外LCCでは当たり前、日本の市場にLCCを定着させるためには、利用する側がそういう「LCCの流儀」に馴染まなくてはならない・・・そう秋本氏は言いたいらしい。

 そうだろうか、と思う。

 荷物の収納援助や乗客に丁寧語を使うことが、それほど「コスト」のかかる”サービス”なのか、とまず思う。社員に乗務中の私語を控えるよう指導することに、それほどのコストがかかるのか? そういう振る舞いを許せばコストが下がり、低運賃を実現できるのか? その理屈付けがいまいち理解できない。

 お客様には丁寧に接する、業務中の私語は慎む、そんな程度のことは義務教育を受けた日本人なら誰でもできて当たり前。それこそ、時給数百円のコンビニやファストフードのアルバイトでさえできることで、コストだの運賃だのとは関係ない話なのだ。それを「できない」「させない」と宣言するエアラインとは、一体どういう人を乗務員として雇い、飛行機に乗せているんだ? と思う。

 これが仮に、乗務しているのが外国人だとしたら、「日本語が上手じゃないのね」「外国人だから日本の感覚は理解できなくてしょうがないね」で済む話だろう。だが、日本人が日本人に求めるレベルは高い。その最低ラインすらやろうとしない会社が「客室乗務員は保安要員です」「いざというときは機敏に行動できます」と言っても、信用しろと言うほうが無理なのだ。くどいが、その最低ラインとは「義務教育を受けた日本人ならできて当たり前」のことである。あまりにも低レベルな話だが、スカイマークの「サービスコンセプト」の問題点の核心は、そこである。

 海外の流儀を日本に持ち込むと言っても、限度がある。国情が違い、時間の感覚が違い、休みが取れる日数も欧米とは大差がある中で、海外LCCのやり方をそのまま日本でやろうとしても、うまくはいかないだろうと思う。日本でLCCをやろうとする難しさも、そこにある。その証拠に、スカイマークの運賃だって、ツアー向けの超割引航空券で比較すれば、JALやANAと大差は無いのだ。








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