旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

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zoom RSS 国会議事堂前にて

<<   作成日時 : 2013/12/06 21:11   >>

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画像 仕事帰り、内幸町のオフィスから、歩いて国会議事堂前に向かった。霞ヶ関から議事堂に向かって坂を上り始めると、あちこちに警察官の姿。一つ手前の交差点からは歩道がカラーコーンで仕切られていて、「抗議活動に参加する方はこちら、歩行者の方はこちら」と警官がご丁寧に誘導している。公権力の横暴許すまじ、と集まった人たちが、公権力である警察官の統制に従って整然と行動しているのは、ある意味シュールだよなぁ、などと思いながら先を急ぐ。国によっちゃ、こういう反対行動が起きたら警察官なんか真っ先にボコボコにされちまうよ。そうはさせまいと、警官隊も重武装で、催涙弾なんかをぶっ放したりして、すごいことになる。日本は平和な国だよなぁ、と、こういうときに思う。

 午後9時ごろの観察だが、ぎっしりと集まっているのは、国会正門を起点に左右50メートルくらい。それを過ぎると、人はまばらになる。正門付近にいると、確かに熱気は感じるけれども、「法案成立に反対する人々が国会を取り囲んだ」とか「国会前を埋め尽くした」というのは、表現として明らかに大げさ。この状況を言葉でどう簡潔に表現するかというのは、本当に難しい。ただ、普通じゃない、ということだけは言える。(どの程度普通じゃないのかは、東京に2年半しか住んでおらず、比較対象を現場で見る機会がなかったので、正確には言えない)

 さてさて、戦後最悪の法律が、間もなく強行採決によって国会で議決されようとしている。

 数にものを言わせ、議会制民主主義を葬り去る暴挙に国民が本当に憤っているのなら、取るべき行動はただひとつ。次の選挙で確実に、自民党を政権の座から引きずり下ろすことである。自民党に罰を与えることである。同法廃棄を公約する政党に政権を与えることである。

 国政選挙はしばらくないにせよ、地方選挙で自民党が連敗を続けて行けば、やがてくる総選挙、参院選での政権陥落につながる流れができる。

 けれども、たぶんそうはならない。

 有権者の三分の一は、民主的な政体よりも、経済成長可能な政体を欲している。民主国家よりも株式会社国家を、本気で求めている。そして、それを実現する最短の近道は、自民党が政権を維持することであると信じている。(このこと自体は間違いではないだろう) 残る三分の二の有権者のうちの半分は、同法をめぐって繰り広げられた光景など、あっという間に忘れてしまう。そして、総理大臣安倍晋三は、有権者のそういう忘れっぽさを、他の誰よりも知り尽くしている人物である。(でなけりゃ、総理に再登板などできるわけがない)

 なめられたもんである。

 ちょうど一年前の衆院選で私は、「最悪から少しでも遠い選択をすることが、有権者としてできる唯一のことではないだろうか」と書いた。が、有権者の取った行動は、民主的で自由な社会の維持という点では、最悪だった。

 国民は、その民度に応じた政体しか持ち得ない、という言い尽くされた話に落ち着く。

 この国の人々は、「自由」や「民主主義」よりも至上の価値があると、本気で思っているのかも知れない。




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