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zoom RSS マレーシア航空機失踪事件〜MH370便の残骸は本当に見つかるのか

<<   作成日時 : 2014/03/23 23:00   >>

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画像 オーストラリア沖のインド洋で航空機の破片の可能性がある浮遊物体を人工衛星がとらえた・・・20日の各メディアがトップ扱いでこのニュースを報じてから、丸3日が経つ。実際に破片が見つかったという報せは、まだない(23日午後9時現在)。

 無理もないと思う。人工衛星がとらえた物体が本当に航空機片だったとしても、陸地から数千キロも離れた絶海の洋上を漂う物体を見つけ出すのは、文字通り「砂の中の針」を探すような作業だ。しかも現場海域は世界的にも風が強く海流が速い海域だという。衛星写真が撮影されたのが16日だというから、撮影地点から相当遠くまで流されている可能性もある。そもそも、衛星写真に映った物体が事故機の破片であるかどうかの確証も、それほど高くはないと私は思う。見つかった物体のうち一つは大きさが24mだというが、これはB777の主翼全体(片側)にほぼ相当する大きさで、墜落機の破片だと考えると、かなり大きい。燃料切れで高度1万メートルから高速で落下、海面に叩きつけられたと考えられる旅客機が、それほど大きな破片を残すものだろうか。バラバラ、粉々になるものではないだろうか。

 捜索は、オーストラリア西岸のパースの基地を拠点に、オーストラリア・ニュージーランド海軍のP−3C、アメリカ海軍のP−8によって行われている。南シナ海の捜索に加わっていた海上自衛他のP−3Cも、マレーシアからパースに進出し、捜索に参加する予定だ。それでも、捜索海域がパースから2400kmも沖合となると、巡航速度600km/hのP−3Cでは片道4時間もかかる。約10時間とされるP−3Cの滞空時間では2時間程度しか捜索を行うことができない。ジェット機のP−8は速度が速いので4時間程度は捜索できるが、それでも、ひどく効率が悪い捜索活動であることは間違いない。捜索海域までの途上に燃料補給が可能な飛行場がまったくないのだから、どうしようもない。

 そして、仮に飛行機の破片が見つかり、それがMH370便のものだと断定されたとしても、それで判明するのはMH370便が墜落したという事実が確定するに過ぎない。破片の断面検査で、機体の損壊が爆発によるものか、海面衝突によるものか、くらいはわかるだろうが、最も肝心で、世界中が関心を寄せる「事故原因=墜落に至る真相」は、海中に沈んでいると見られるブラックボックスが発見できなければ、どうしようもない。そして、そのブラックボックスの探索は、海上を浮遊する機体片を見つけ出すことの何十倍も、困難を伴うものである。海中に沈んだブラックボックスの捜索は、哨戒機が投下するソノブイや水上艦の艦載ソナーで、ブラックボックスが出す音波信号を捉えることで行われるが、今回のように機体片が墜落地点から遠く海流によって流されている場合、機体主要部が沈んでいると思われる地点を絞り込むことが、そもそも非常に難しい。ブラックボックスが音波信号を発信する期間は1カ月程度とされているので、時間との戦いでもある。

 2009年6月に起きたエールフランスAF447便(A330-200/機体番号 F-GZCP)墜落事故では、ブラックボックスが発信する音波信号を捉えるために原子力潜水艦まで動員したが、2ヶ月に渡る捜索でも発見できなかった。その後、アクティブソナーを使った水上からの捜索が二次にわたって行われたが、発見には至らず「最後の挑戦」として行われたアメリカ・Woods Hole Oceanographic Institutionが持つマルチビームソナーによる捜索で、水深3800mの海底に散乱する機体主要部をようやく発見。潜水艇による海底捜索を行った結果、ブラックボックスの回収に成功した。これとて、救難信号を発した地点からある程度墜落地点が絞り込めていたからできたもので、MH370便のように、どこに墜落したのかわからないのでは、捜索のやりようがない。広大な南インド洋の海底を隅々まで探すのは、とてもできることではない。

 前に書いたこととも重なるが、海底に横たわるMH370便の機体主要部を発見してブラックボックスを回収するのは至難の業。事故原因は「謎」のまま終わるのではないだろうか。


▲CNNのリポート。南インド洋での捜索は、「世界で最も困難な環境」と伝えている。


▲CNNクアラルンプール支局のジム・クランシー記者のリポート。「マレーシア政府の初動が悪く、南シナ海の捜索で時間をロスしたことや、消息不明機に対して戦闘機がスクランブルしていないことに疑惑の目が向けられつつある」と述べている。









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墜落の可能性がある位置と、マレーシアと北京の距離を考慮すると、ここまで飛行するには、再度巡航高度まで上昇する必要がありますよね。高度を上げればどこかの防空レーダーに引っかかりそうな。
どうにも、腑に落ちない話ばかりです
皮算用
2014/03/25 21:08
軍のレーダーが捉えたという高度に関する情報は、それほどアテにならないと私は思っています。三次元レーダーは、距離が遠くなればなるほど誤差が大きくなるからです。MH370は、方角は変えたものの、高度はずっと変えずに飛行していた可能性もあると思っています。

大韓航空機撃墜事件のときも、自衛隊のレーダーは被撃墜機が刻々と高度を変えているかのように捉えていましたが、ソ連崩壊後に公開されたブラックボックスの記録にはそのような形跡は一切ありませんでした。もちろん、30年前と今では三次元レーダーも大きく進歩しているでしょうけど、レーダー探知に誤差がつきものであることは変わりありません。だからこそ、航空管制ではATCトランスポンダに情報の多くを依存しています。

防空レーダーに探知されずにマレー半島を横断、さらにインドネシアをかすめて南に向かった、というのは、確かに、どう考えても腑に落ちないですね。
海ラジ
2014/03/25 22:42

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