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zoom RSS 政府専用機の後継機はやはりボーイングになるらしい

<<   作成日時 : 2014/04/22 17:57   >>

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 画像「政府専用機の後継機がボーイング777になる」と、きのうの産経新聞に出ていた。新聞がこう書く以上、そういうことなのだろう。

 総理が「エアバスで訪米」は「あり得ない」から、政府専用機はボーイング777になるだろう、と書いてきたが、そのとおりになるようだ。記事は「飛行性能に加えて日米同盟強化の姿勢を重視」と指摘。技術論ではなく政治的選択だとはっきり書かれている。そういうことなのだろう。オバマ大統領訪日を前に手土産のようなアドバルーンを上げておきたい、という政府筋からのリークなのだと思う。

 それにしても気になるのが、後継機の導入を「平成31年度」(2019年度〜どうでもいいが、産経は年号を元号で表記するのでひどくわかりにくい)としている点だ。この時点では、ANAが導入するB777-9Xは完成していないから、B777-300ERを買うことになる。2019年時点では、-300ERは-9Xが世に出る直前の旧式化した機材だ。ANAやJALでは、-9XやA350への置き換えで退役が視野に入ってくるころだろう。そんな旧式機材をわざわざ買って、整備の委託に不安はないのだろうか。エアライン、具体的にはANAやJALが未来永劫(機体寿命となる2045年ごろまで)整備を引き受けてくれるのか?

 毎回書いているが、政府専用機の運用に当たる航空自衛隊の特別航空輸送隊は自己完結能力を持たず、重整備や乗員訓練はエアラインに委託しなくてはならない。つまり、政府専用機の導入はエアラインの機材選定と表裏一体であるのだ。旧式化した機材を買った挙句に10年程度でエアラインでの運用が終了し、「整備できない」と機体が宙に浮いてしまう可能性はどのていど考慮されているのだろう。

 ボーイングから買うなら、新型のB777-9Xが納品可能になるまで導入を待つのではないか、とも私は予測したが、この点ははずれてしまった。あくまで2019年度(平成31年度)というスケジュールにこだわる。アメリカをゴキゲンにするために、ボーイングから買うことも曲げられない。そのために、新型に比べれば燃費が劣り、将来の整備体制にも不安がちらつく旧型のB777-300ERを敢えて買う、のだという。税金の使い方として、こんなんでいいのかね? と思う。


@oceanicradio: 総理が「エアバスで訪米」は「あり得ない」と書いてきたが、そのとおりになった。
次期政府専用機、「ボーイング777」で最終調整 米国製に配慮も     - MSN産経ニュース http://t.co/llNalPTnn9





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