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zoom RSS バリ島へ・・・その2

<<   作成日時 : 2014/08/23 23:15   >>

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画像 今回のバリ行きでJALを選んだのは、単純に「安かった」ということともう一つ、JALの最新の国際線サービスを体験してみたい、というのがあった。

 JALの国際線は2009年のマレーシア往復までは、ほぼ毎年のように利用していたが、その後は価格と利便性で優る外国エアラインを使っていた。今回は、JALのジャカルタ経由とガルーダインドネシア航空のデンパサール直行便がほぼ同じ価格だったので、だったらJALを使おうということに、ようやくなった(この選択が、後に家族にブーブー言われることになってしまうのだが)。経営破綻前の2000年代後半のJAL国際線は、特にエコノミークラスでサービスの簡素化が目立ち、機内食の量が少ないとか、食事とドリンクを同時にサービスすることで、搭載ドリンクの消費量を抑えている(ケチっている)とか、とかくマイナスのイメージが強かった。けれどもここ1〜2年は、新シートに改装してシート間隔を広げたり、シート自体にも大幅に改良を加えたり(SKY SUITE 改装機)、機内食メニューを刷新したり、サービスアップに努めていると伝えられていたので、その中身は大いに気になっていた。

画像 結論から言うと、今回乗ったSKY SUITEのエコノミークラスは、今までに乗ったどのエコノミークラスよりも快適だ(右写真=Aviation Wire)。新Yクラスは、従来より座席間隔を5センチ広げ、さらに前席の背もたれの厚みを小さくすることでさらに5センチ、都合10センチのゆとりを生んだと宣伝されているが、その通りで、確かに足周りは広くなった。足を楽に組むことができるし、前席の下に楽に足を突っ込んで伸ばすことができる。「新間隔エコノミー」(JALの宣伝文句)にウソはないと言っていい。それともう一つ、大きなポイントは、テーブルが折りたためるようになったり、座席背面にメインのシートポケット以外に4か所もサブポケット(小物入れ)が設けられ、ペットボトルやスマートフォン、入国審査用の書類などを入れる場所ができ、結果としてシート周りが広く感じられるようになった。細かな気遣いだが、こういうことがフライト中のストレス軽減に大きく貢献する。このシートなら、ジャカルタまで7時間と言わず、米本土西海岸や東海岸まで、10〜12時間のロングフライトでも平気だな、と思えてしまう。(もちろん、YPやCなど上級クラスの快適度はさらにアップしているわけで、カネを払えるなら上級席に座りたいのは当然だが)
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▲テーブルは二つに折りたためるので、手前のスペースを広く使える。

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▲膝元のスペースは、こんな感じ。他社機に比べ、明らかに広い。

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▲▲▲メインのシートポケットの外側に、ネットのミニポケットが2か所。個人モニターの右側にも小物入れ。左側にはスマートフォン用ポケットとUSB端子。フライト中、手の届くところに置いておきたいモノは意外と多いものだが、こういう細かな「気配り」に満ちたシートはストレスを大幅に軽減してくれる。

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▲Yクラスとしては最大級と思われる、10.6インチの個人モニター。この後乗るガルーダ機や、これまで乗ったタイ航空、チャイナエアライン、大韓航空などの個人モニターと比べて明らかにタッチコントロールの追従性がよかった。要は「カネをかけてグレードの高い製品を導入している」ということ。もちろん、こういう費用は「Yクラスとしては比較的高価な運賃」によって回収できると見込んでの投資なのだろう。

 機内食も、品数が増え、トレイが大きくなって見栄えもよくなり、「食事の楽しみ」という点では大幅に改善された。下に、以前の写真と並べて紹介しておくので、見比べてほしい。何よりも、「JALのYクラスは食事もいいですよ」とアピールしたい姿勢が、よく伝わる内容になっていた。
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▲今回の機内食

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▲2004年10月/成田〜コナ(JL070)

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▲2003年9月/関空〜デンパサール(JL713)


 で・・・感想。JALはYクラスの位置づけを、「格安運賃で乗る団体客を座らせる席」「価格競争で席を埋めるためのゾーン」から、「Yクラスとは言えそこそこの運賃を払う個人客を取り込む」ことに、戦略を変えたのだな、というのが改めてわかった。そもそも論を言えば、地方発着のホノルル線や成田発着のリゾート路線(バリ・サイパン・ハワイ島コナ)をバッサバッサと切り捨てて行く中で、エコノミー客、団体客軽視の姿勢ははっきりしていた。残った路線も、収益が見込めるビジネスクラス(C)やプレミアムエコノミー(YP)の座席を増やし、エコノミーは機体最後部に押しやられてサービスは簡素化しつつも、運賃は高止まりのままだった。安く海外に行きたい人は、海外エアラインでもLCCでも、どこでもどうぞ、と言わんばかりだった。日本のエアラインとして、そういう姿勢はどうかと思ったりもしたものだが、リストラと借金棒引きで収益力を回復した後にJALがやったことは、増便や機材の大型化ではなく、座席数を減らしてYクラスの質を上げることだった。数よりも収益力。価格では競争せず、「そこそこの運賃」を払える客だけを相手にして行く。そういうはっきりした方針転換を、新エコノミークラスに見た思いがした。(つづく




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バリ島へ・・・その1
 夏休みの海外旅行。今年は家族揃ってバリ島に行く。飛行機とホテルをべつべつに手配したら、旅行会社でパックツアーを買うよりずっと安かった、という話は、前にも書いた。安く海外に行こうと思えば個人手配が一番だが、結果はすべて自己責任。手配に漏れがないか、出発日出発日や出発時刻に間違いがないか、前日の確認には少しだけ緊張した。 ...続きを見る
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