旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 20xx年・・・未来の歴史教科書

<<   作成日時 : 2015/07/15 23:00   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 1 / コメント 0

 「戦争法案」(安保関連法案)が衆議院の特別委員会で強行採決された。あすの本会議も強行採決、参院も強行採決で、9月中旬には晴れて「戦争関連法」として成立することだろう。

 この先、何が起こるか。20xx年・・・未来の教科書に書かれていそうなことを想像して、次のようなことを書いてみた。


■海外派兵の再開と実質改憲
 日本は戦後70年間、憲法の規定により、海外で戦闘行為を行わないことを国是としてきた。しかし2015年、与党自民党はこの憲法解釈を変更し、国会で強行採決を繰り返すことで、海外の戦闘に自衛隊を参加させる安保関連法案を成立させた。これに世論は強く反発し、反対する国民が数万人規模で国会を取り囲むなどの事態に発展したが、法案成立阻止には至らず、やがて運動は下火となった。自民党は翌年の参院選、翌々年の総選挙に相次いで勝利し、総理大臣安倍晋三は自ら党の綱領を変更することで総裁任期を延長し、2020年の東京オリンピックが終了するまで8年間、憲政史上最長となる政権運営を行った。この間、野党は政策の不一致などから離合集散を繰り返し、弱体化の途をたどった。こうして日本は、憲法の条文に一切変更を加えることがないまま「戦争放棄」から「戦争ができる国」へと、国の性格を180度変えた。

 一方で、中東やアフリカなどの戦闘地域で治安維持や他国軍の兵站業務などを担うようになった自衛隊は、ゲリラ攻撃などの犠牲となって戦死する隊員が年々増大するようになった。2022年には、アフリカで輸送任務中の自衛隊機がゲリラのミサイルにより撃墜され、搭乗者全員が死亡するなどしたため、年間の戦死者が100人を超えた。危険性を敬遠して志願者が減ったことや、増大する海外任務のため、自衛隊は慢性的な人手不足と、訓練時間不足による練度低下に悩まされることになった。このため政府与党は2025年、自衛隊に一定年限就役した者に大学の学費を国が肩代わりすることと、公務員採用において自衛隊除隊者を優遇することを柱とする「青年平和活動推進法」を強行採決により成立させた。世論は10年前の安保関連法案成立以来の反発を見せたが、まもなく沈静化した。

■兵力倍増と実質的徴兵制度
 政府は、海外任務に対応するためなどとして今世紀半ばまでに自衛隊員の人数を2015年の22万人から40万人へと倍増させる計画を立て、この半数を賃金が安い3年程度の任期制隊員で賄うとしている。この場合、毎年8万人程度の新規入隊者が必要となり、国家予算に占める防衛費の割合は10%を超える。一方、少子化の進展で高卒者の人数は40万人を下回り、2015年の水準の半分にも届かないことが予測されている。

 こんにち、高卒者の1割が自衛隊に入隊しているが、40万人計画が実現した場合はその割合が2割に上がる。また低所得世帯ほど入隊者の割合が高いことから、「実質的な徴兵制だ」との批判がある。一方、任期を終えて除隊した者が社会に適応できず自殺や犯罪、福祉の圧迫が問題化しているが、詳細が特定秘密に指定されたため、広い認識は得られていない。


 こんな世の中にしないために、できることは、まだあるはずだ。





月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
共謀罪法が成立〜何かが音を立てて崩れて行く
 何かが、音を立てて崩れて行く。私たちが大切にしてこなかった、何かが。 ...続きを見る
旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記
2017/06/17 12:15

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
20xx年・・・未来の歴史教科書 旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる