旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

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zoom RSS 東急線が止まった夜

<<   作成日時 : 2015/08/26 23:00   >>

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 25日午後9時過ぎ、いつものように内幸町から帰宅の電車に乗ろうとしていたら、「目黒行き」という列車がやってきた。地下鉄都営三田線の南行きは東急目黒線終点まで直通する「日吉行き」か、三田線途中の白銀高輪止まりとなる設定しかない。おかしいな、と思いながらもたいして深く考えることもなく来た電車に乗った。ところが、車内で「東急目黒線は全線で運転を見合わせております。この電車は目黒止まりです」とアナウンス。げーっ! まったく知らなかった。内幸町ではアナウンスか掲示があったのかも知れないが、気づかなかった。理由は「保安装置の故障」だという。

 目黒駅に着くと「この電車は目黒止まりです」というアナウンスがしつこいくらい流れ、乗客全員が下車したところで扉が閉まり、電車は日吉方に引き上げて行った。ホームの先にあるポイントで西高島平方の線路に乗り換え、折り返し運用に入るのだろう。

 運転再開を待っているのか、ホーム上はかなりの人だ。が、アナウンスは「運転再開のめどは立っていません」と繰り返す。困った。目黒線沿線の自宅まで、歩けないことはないが、かなりの距離だ。小1時間はかかるし、山坂もある。バスで近くまで行こうかと考えたが、バス停は長蛇の列。1台に乗り切れるような人数ではとてもなく、一体何台待てばいいのか、という状況だ。タクシーは一台も見かけず、そもそもどこがタクシー乗り場なのかも判然としない。

 えらいこっちゃ、と思う。東急目黒線は他の電鉄と併行する区間が少ないから、目黒線が止れば帰宅できなくなる人が大勢いる。武蔵小杉〜日吉までは東急東横線との重複区間(線路は独立)だが、アナウンスによれば、東横線も止っている。こりゃ、膨大な帰宅難民が発生しているのではないか。電車が止っているなら代替バスを走らせればいいのに、と一瞬思うが、バスの定員はせいぜい70人。それに対して電車の定員は1車両あたり約140人だ。都営三田線・東急目黒線は6両編成で運転している。これが帰宅時間帯だと6〜7分に1本の割合で都心から目黒に入ってくる。とてもバスで運べるような人数ではないのである。

 バスを待っていてもいつ乗れるかもわからず、疲れてもいたので、やむなく自宅でくつろいでいる妻に連絡し、クルマで迎えに来てもらった。自宅〜目黒はスムーズだったが、帰り道はひどい渋滞。歩道には、電車をあきらめて歩いて帰宅する人も大勢いる。

 運転再開は午後10時半ごろ。渋滞の中自宅に向かっている途中だった。あのまま待っていれば電車で帰宅できた・・・というのは結果論で、「再開のメドなし」と言われれば、他の手段での帰宅を考えざるを得ない。それに、再開したとしても、電車は空で目黒から出るわけでなく、三田線で都心方面から大量の帰宅客を乗せて来る。そこに、目黒で待っていた人が一度に乗れるはずがないから、ああして滞留している乗客をさばくには膨大な列車本数が必要なはずだ。終電までに運び切れたのだろうか、と思う。

 翌日聞いた話だが、この日、東横線で通勤する知人も帰宅途中にまったく同じ目にあったのだという。彼は日比谷線で都心から出て、中目黒で東横線に乗り換えるのがいつものルートだそうだが、この日の日比谷線は中目黒の一つ手前の恵比寿で運転を打ち切っていたそうだ。理由は、中目黒のホームが人でいっぱいになり、乗客を降ろすスペースがないから、と。

 帰宅や出勤時に電車が止るという経験は、4年を少し超える東京暮らしの中で、今回が3回目だ。過去2回は台風。対策を立てたいが、こればかりは本当にどうしようもない。都会暮らしのリスクの一つ、と思うしかないのだろう。


【Ocean Radio@2015】






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