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zoom RSS 宮の森コンドミニアム問題・・・「旅館業を行うことは一切ございません」と何度言われても

<<   作成日時 : 2016/02/15 23:00   >>

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画像 既に何度も書いてきた、札幌・宮の森の中国系企業によるコンドミニアム建設にかかわる問題だが、今日付で開発元企業・海潤(ハイルン)社のホームページには「宮乃森プロジェクトについて」という説明文が掲載されていた。

 内容は、「旅行者が滞在するための施設として利用するのではないかとの指摘を受けているが、ご購入者自身が利用する分譲マンション・住宅であって、弊社が、旅館業を行うことは一切ない」というもので、これまで当ブログに寄せられたコメント趣旨とまったく同じだ。外国企業による外国人のための物件開発という当計画を全体的に見て、そのような説明がにわかには信じがたいということが問題だと、当ブログでは何度も指摘してきた。現地に住んでいる方からも情報を得ているが、周辺住民には同じ思いを持つ人が多いという。

 前回の記事とも重なるが、本件計画にまつわる問題点を4つ挙げる。

@宿泊施設への転用の疑いが払拭できない
A将来にわたる物件管理のあり方が不透明である
B海外での営業実態が不明である
Cコミュニティへの参加意思が不明である


画像 要するに、不明な点が多く疑いが払拭できない、そのことが問題なのだ。よくわからない相手に警戒心を持つのは、当然のことである。住民の警戒心を解き、信頼関係を築こうとするなら、まずは説明会を開催すべきだろうし、その場でマンションオーナー(区分所有者)となる人の素性や使用目的を説明すべきだろう。さらに、オーナー以外の第三者を住まわせない、滞在させない、転貸しない、などとする管理規約を作って公表すべきだし、海外でどういう手法で営業活動を行い、オーナーを募っているのかも公開すべきだろう。そのようなことをせずに、ただHP上で「不特定多数の旅行客が宿泊施設として利用するために行っている事業ではございません」などと述べたところで、信用するに足る裏付けがあるか、という話である。

 さらに、ここからは付け足し的になるが、海潤社の説明文に見られる、いくつかのツッコミどころについて、4点指摘してきたい。

 第1は、「弊社が現在行っているプロジェクト及び予定しているプロジェクト<略>は、いずれも、ご購入者ご自身が利用されるものとして分譲マンション・住宅を販売するものです」という部分だ。購入者自身が利用するとあるが、購入者が「何に」利用するかは限定されておらず、「貸別荘として」「宿泊施設として」「投資物件として」購入する可能性が排除されていない。マンションは売れてしまえば所有権・管理権はオーナー(区分所有者)に属するので、オーナーが物件をどう使うかは海潤社の意志とは別の話だ。

 次に、「これらのプロジェクトで販売する分譲マンション・住宅について、弊社が、旅館業を行うことは一切ございません」という部分。「弊社が」というのは、開発主である海潤社が、という意味であり、海潤以外の関係会社やマンションを購入したオーナーが(違法な)旅館業を行う可能性は排除されていない。これが2点目。

 続いて、「北海道に来られる際の住宅としてご利用される目的でご購入されると認識しております」という部分は、海潤社が「住宅として利用」と認識しているだけであり、買う側の認識は異なる可能性が含まれる。海潤社は「住宅として」販売したつもりでも、買う側は「貸別荘として」「宿泊施設として」「投資物件として」購入する可能性が、この文章からは読み取れる。

 4つ目として「不特定多数の旅行客が宿泊施設として利用するために行っている事業ではございません」とあるが、上にも書いたように、マンションは売ってしまえば後はどう使おうとオーナーの自由だ。オーナーが自分が買った物件を「不特定多数の旅行客が宿泊施設として利用する」ことも、日本の法律には違反するが、やろうと思えばできてしまう。そのような使い方ができないように購入契約や管理規約で縛りをかけておくのが普通だし、周辺住民の不安を払拭するためにはそうすべきなのだ。が、それをすると物件の使い道を狭めてしまい、オーナーにとっての資産価値を減じることにもなる。物件の用途制限について明記していないところを見ると、つまり、「住居以外に使われる疑い」を本気で払拭しようとはしていない、そういうことだろう。

画像 まぁ、ここまで言うと屁理屈や揚げ足取りのように思われる方もいると思うが、何を言いたいかというと、海潤社が発表したメッセージはツッコミどころが満載で、こんな文章一つで住民の警戒心が解けるようなものでは到底ないということだ。

 宮の森コンドミニアム計画が問題視されず、周辺住民から受け容れられるようにするためには、説明会などを通して誠実に対話すること、丁寧に説明すること、質問にちゃんと答えること、資料を開示すること、こういう当たり前のことをちゃんとやる以外に方法はないのだ。

2016年2月15日
宮乃森プロジェクトについて


現在建設中の宮乃森雅殿を含め、弊社の行うプロジェクトについて、旅行者が滞在するための施設として利用するのではないかとのご指摘を受けております。

この点、このブログにてみなさまに弊社プロジェクトについてご説明させていただきます。

弊社が現在行っているプロジェクト及び予定しているプロジェクト(第一期プロジェクト)宮乃森雅殿(分譲マンション)、第二期プロジェクト(分譲マンション)、宮乃森コンセプトハウス(一般個人住宅)は、いずれも、ご購入者ご自身が利用されるものとして分譲マンション・住宅を販売するものです。実質的には旅行者の宿泊施設として利用するためのものではなく、これらのプロジェクトで販売する分譲マンション・住宅について、弊社が、旅館業を行うことは一切ございません。
弊社のご購入者は、海外の方が中心となりますので、弊社の販売物件に住所を置いて常にそこで生活するということにはなりませんが、北海道に来られる際の住宅としてご利用される目的でご購入されると認識しております。不特定多数の旅行客が宿泊施設として利用するために行っている事業ではございません。

北海道に魅せられている海外の方は多く、訪れた際にホテル等ではなく、自らの家で過ごしたいとの思いを持っておられる方もおられます。弊社は、そのようなニーズに応えるために事業を行っております。

今後も工事期間中は、車両の出入り、騒音等でご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解いただきますようお願い申しあげます。


海潤株式会社

【Ocean Radio@2016】


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内 容 ニックネーム/日時
はじめまして。当方札幌宮の森地区在住です。現在宮の森1条15丁目にも4階建てコンドミニアム建設予告が出ております。建設予定地を含むこの地区の分譲地は中国籍の方が以前に全区画の半分近くを買い付けていったことが知られています。記事のHairunの物件と酷似したケースと思われますのでコメントさせてください。
ここ最近、設計会社(施主会社ではない)が建物から10m以内の住民のみを対象に戸別に「宿泊施設への転用計画はない」と記載がある説明文等をもって訪問していますが、それはいかようにも解釈可能な表現に留まっております。また「地域とのトラブルを避けるために事前の説明や話し合いは条例の定めるところ」とのことですが、現状は単に「通達」に等しくこれが条例の目的に合致するとは到底思えません。町内会や地域は施主会社に対して説明会を開催するよう再三申し入れていますが、2/17現在回答はありません。
また、物件の図面によりますと、居住区画は「寝るだけのスペースでよい」との施主の意向で1LDK,2LDKばかり24戸。そして1階部分にはテーブル個室のレストラン、マッサージ室、男女別大浴場、露天風呂と、どう見ても住居(別荘)というよりはホテルです。ちなみに露天風呂は宮の森中学校グランドのすぐ隣に作られる予定で、常識を疑う配置といわざるを得ません。
建築に際しての条例や法令はすべてクリアしているようですが、建てた後の運用も「管理会社は未定」となっており、これで民泊転用などは行わない「計画」といわれても住民が不信感しか抱かないのは当然です。
そもそもこの施主会社はこの地区を温泉付分譲地として整備・販売した地元企業です。会社を信じて土地を買い生活の根を下ろした既存の客や近隣地域に対して、「売った後は知らん」ではなく、詳細を説明するのは法令とは別問題の社会的、道義的責任かと思われます。
GT
2016/02/18 11:58

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