旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 転勤・・・再び札幌へ

<<   作成日時 : 2016/05/09 23:00   >>

ガッツ(がんばれ!) ブログ気持玉 1 / トラックバック 1 / コメント 0

 4年10か月に及んだ東京生活を、終えることになった。転勤の命令を受け、今月下旬から再び札幌で働くことになる。先月末には伝えられ、関係者にも周知されていたのだが、こうして文章にするのに、きょうまで時間が必要だった。

 いつものこと、毎度のことながら、転勤命令は何の前触れもなく突然やってくる。家族を持ち、子育てをし、生活の基盤を築いている社員とその一家を命令一下いつでも、どこへでも将棋の駒のごとく飛ばす「転勤」という制度は、ほとんど個人生活の否定だ。ある程度の規模の企業や官公庁に勤めていると転勤は付き物とされるが、そういうことをしなければ組織を維持できない、社員の生活構築の否定を前提とする企業や役所はどことなく不健全さを内包していると私は思う。

 個人的なことを言うと、東京を離れるのは非常に寂しい。暮らしてみて約5年、私はこの刺激にあふれた大都会が、梅雨のうっとおしさも、真夏の救いがたい暑さも含めて、好きだった。色々なヒト、モノが集まり、羽田空港を基点に全国どこにでもアクセスできる便利さは他に代えがたい。厚着嫌いの私にとっては、半袖で過ごせる期間が長いのもいい。そしてこれは半分予想外で、ラッキーでもあったが、妻も子どもたちも東京での生活を大変気に入り、可能な限り長く留まることを希望し、勤務先にも伝えていた。そういう事情を一顧だにせず、命令一下社員を転居させる権限を雇い主が有する転勤という制度の理不尽さを、やはり言わざるを得ない。

 5年前、東京転勤を言い渡された際に綴った文章を読み返してみたが、なんと後ろ向きだったことか、と思う。実際この時は、そういう気持ちだったのだ。見知らぬ土地に家族を連れて行かねばならぬ不安、マイホームを維持し、住宅ローンや税金を払い続けながら社宅の家賃も払い、生活が成り立つのかどうかという不安。幸いにして、マイホームはお互いにとって有利な条件で借りてくれる人が見つかり、住宅維持の不安は解消。家族が東京に馴染んでくれたことも幸運で、不安要素はほぼすべて解消した。今では、サラリーマン生活のハーフタイムに当たる期間に東京で過ごした約5年は、生涯最も記憶に残り、かつ楽しかった期間の1つになるだろう、と思っている。転勤させてくれた会社に感謝しているなどとは口が裂けても言わないが。

 とは言え、始まりがあれば、終わりがある。いずれは次の任地に移らねばならないのが転勤族のサガだ。自分に常々そう言い聞かせてきたし、家族にも伝えてきた。やりたいことはナンボでもあるが、東京に10年住んだとしても、やり切ることなどできやしない。ほどほどのところで蹴りを付けるしかない。その時が来たということだ。

 サラリーマン人生、後半戦のホイッスルは鳴った。2週間後に始まる札幌生活の再始動に向けて、気持ちを切り替えよう。
【Ocean Radio@2016】

テーマ

注目テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ガッツ(がんばれ!)

トラックバック(1件)

タイトル (本文) ブログ名/日時
札幌で賃貸住宅を探す・・・その1
 前にも書いたように、思いもよらないタイミングで東京生活を打ち切り、1人で札幌にやってきた。住まいを確保しなくてはならないので、賃貸住宅を探すことになる。その顛末記。 ...続きを見る
旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記
2016/07/12 23:23

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(0件)

内 容 ニックネーム/日時

コメントする help

ニックネーム
本 文
転勤・・・再び札幌へ 旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる