旅するデジカメ〜札幌発東京定住日記

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zoom RSS 外交の機能不全で国民を戦争ゴッコに駆り立てるな

<<   作成日時 : 2017/09/01 23:00   >>

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画像 けさの地元紙。

 ミサイル警報(Jアラート)はすべての市民に瞬時に届かなければならない、市民はそれに従って避難しなくてはならない、という前提に立つ報道姿勢にひどく疑問を感じる。向こうは「日本国民を恐怖に陥れる」のが目的なのだから、騒いだ時点で向こうの勝ち、こっちの負け。わからない理屈じゃないと思うのだが。

 北朝鮮が日本国土を意図して狙ってミサイルを発射することはない、という「一応の前提」に立つとすれば、発射されたミサイルが予定軌道を外れて日本に落下、あるいは途中で空中分解して日本国内に飛散する確率はどの程度のものか。専門的な分析を見たことがないのでイメージでしか言えないけれども、隕石落下の確率と比較してどの程度、と言うほどの天文学的確率の低さではないかと私は思う。隕石落下に備えることがどれほど不確実で無意味なことかは、論ずる必要があるまい。Jアラートによる避難呼びかけだって、同次元のことだと思うのだ。

 「一応の前提」と書いたけれども、北朝鮮が日本国土を意図して狙ってミサイルを発射することはない、という前提が成り立たないとすれば、ロシアも中国もアメリカも、日本を狙ってミサイルを撃つ能力はあるので可能性はあり得るからそれに対して備えよ、ということになる。その必要が語られないのは、「そんな相手ではない」「そんなことをしたら世界が破滅する」「そこまでバカじゃない」という「一応の信頼関係」が成り立っているから。北朝鮮ともそういう「一応の信頼関係」を築けばよい、それだけのことである。信頼関係なぞ築ける相手じゃない・・・そう決めつけ、国民を恐怖の中で生活させることが「国民を守る」ことなのか。天災でもないのに、警報が鳴ったら即座に避難、日ごろから訓練せよなんて、まるで戦時下だ。それは私たちが望むことなのか。

 外交の機能不全で国民を戦争ゴッコに駆り立てるな。これだけは言いたい。

【Ocean Radio@2017】


【追記】
 このようなことを書いたところ、2日前の東京新聞に「メディアは冷静に情報分析を 北ミサイル報道 」という記事が掲載され、「Jアラートにしても、政府はミサイルヘの破壊措置命令を出していないのだから、日本に着弾する可能性はなく、矛盾している」「北朝鮮のミサイルによる日本への脅威が大きく変わったとは考えにくい」などと伝えていたことを知った。これこそが、空気にながされない冷静な報道。こういう筆致が、全国メディアはもちろん、中央に対して比較的厳しいスタンスを取る地元紙に見られないのは、どうしたことだろう。こちらのブログで全文を読めるので、ぜひ一読してほしい。

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