サマータイム~時計切り替えボランティアに志願します

 サマータイム導入で、現実的な障害となるのは年に2回のシステムの切り替えだと、前稿で書いた。企業や官庁のコンピューター時計を修正する作業は、消費税の税率アップや内税化の例もあるし、言われているほど大変ではないと思うが、家庭での時計の切り替えは、やはり大変だと思う。

 夫婦2人暮らしの私の家庭でも、4台のPCに3台のビデオデッキ、壁掛け時計に電話機、キッチンやらボイラーやらクルマやら、ありとあらゆる時計を合わせれば50個くらいにはなると思う。ちょっと持ち過ぎかも知れないが、これらを全部1時間ずらすのは、気が遠くなる。

 もっとも、欧米諸国はこういう不便なことを半世紀以上も続けていて、「不便だから廃止せよ」なんて声は、大きなものにはなっていない。(アメリカでは1916年と17年に実施され不評で廃止になったが、第二次大戦中に復活して現在に至る) やればできるのである。

 ま、そこはハイテク立国ニッポンのこと、サマータイム法案成立と同時に、サマータイム自動修正機能付き時計が売り出され、10年もすれば、家庭のほとんどの時計は自動で切り替わるようになると思うが、それまでの間は、やはり大変だ。特に主婦や高齢者にとっては。

 そこで私は、地域が町内会のような単位で、互助組織として、時計の切り替えをボランティアで行うような仕組みを提案したい。地域でボランティアを募っておいて、時制の切り替え日(現案では3月と10月の最終日曜)に、時計の修正を自力でできない家庭に出向いて作業をする。20~30個の時計であれば、1時間もあれば作業ができる。こういうことは、ちょっと機械オタクな中学生なら誰でもできることだから、人材にはあまり事欠くまい。

 要は、やる気である。日照時間の実質的な延長が「価値あること」と認められれば、たいていの障害は乗り越えられる。

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