単位はもちろん、ガロン(約3.8リットル)。当時のレートは1ドルが118円くらいだった。つまり、リッターあたり28.8円! コンビニで売ってる炭酸飲料のペットボトルよりも安いという、もう、なんぼ走ってもガソリンはタダと言っていいくらいの値段だった。まぁ、当時の日本もガソリンは80~90円が当たり前だったから、日本のガソリン価格にはリッターあたり53.8円の税金が含まれていることを考えると、リッター28.8円というのも、あり得ない値段ではないと思う(アメリカのガソリンにも、もちろん税金はかけられている)。世界的に原油の値段が下がり、ガソリンが安かったということだ。
いま、この国のガソリンは1ガロンあたり3ドルを超えるのが当たり前なのだという。それでも日本よりは安いが、10年弱で3倍を超える価格の上昇。生活の何から何まで車に頼るアメリカ国民は、このガソリン高で何が変わり、何が変わっていないのか、ぜひ見て来ようと思っている。
この記事へのコメント