エスカレーター上で女性が目の前で転んで滑り落ちた

けさ、都内の某駅で下りエスカレーターに乗っていたら、中ほどで私の横を歩いて追い越していった女性がつまずいて転び、そのまま下まで滑り落ちた。

女性は出勤途中風の40代くらい。顔は見えなかったが、足早にその場を立ち去ったから、ひどい怪我はしていなかったのだろう。それでも、下りエスカレーターで下に向かって正面から転び、ステップの動きに乗って下まで運ばれ、落としたカバンの中身は飛び散っていたから、かなりのショックだろうと思う。

エスカレーター上を歩く習慣、ならびに歩くために片側を空ける習慣は即刻やめるべきと何度も書いてきたが、理由は、こういう危険な事故が起き得るからだ。たまたま前に人がいなかったから、将棋倒しになるような最悪の事故にはならなかったが、これで前に人がいたら。あるいは、転んだのがエスカレーターの中腹ではなく頂上付近だったら。あるいは、もっと長いエスカレーターだったら、恐ろしい事態になっていたに違いない。

実は、けさの私は帰省に備え、やや大きなキャリーバッグを持ってエスカレーターに乗っていた。左側に立ち、荷物は私の後ろに置き、左手でベルトの手すり、右手を後ろに回して荷物を支えていた。荷物はステップの左半分よりやや右側に出ていて、人が普通に立つなら十分だが、歩いてすり抜けるには注意が必要な状態だった。女性は、その状態の私の荷物に体を引っ掛け、バランスを崩した。片手をベルトにそえていれば、バランスを崩しても体を支えられただろうに、ひどく急いでいたか、他のことに気を取られていたのだろう。

引っかかるような荷物の持ち方をしているのが悪い、と言われたら、こちらにも言い分はある。そもそもエスカレーターの上は歩行禁止だ。そこを気もそぞろに歩いていて他人の荷物にぶつかり転げ落ちたのだから、責任はどっちにあるのか、と。そういうことを言い出したら、大きな荷物を持ってエスカレーターに乗ることそのものが悪い、ということになってしまうじゃないか。

とは言っても、女性は私の荷物を引っ掛けて転んだ。責任はないにせよ事故原因の一端は私にあるわけで、そういう意味では朝から気分が悪かった。大けがをするようなことにならなくて、本当によかった。

何度も書いているように、エスカレーターの上を歩くのは危険なのだ。そもそも、エスカレーターは歩くようにできていない。ステップの段差も普通の階段の倍くらいあるし、狭いから人や荷物にぶつかる危険性があるし、ステップが動いているのだから、バランスも崩しやすい。そういうところを歩くのは、転んだら自分が怪我をするだけでなく、大勢の人を危険にさらす、とても身勝手な行為だと思う。

エスカレーターのメーカーと、設置者の駅と商業施設には、次のことを声を大にして求めたい。

エスカレーター上は歩いてはいけないことの広報、啓発に全力を上げること。


そろそろエスカレーターの歩行について考えてみよう
 エスカレーター歩行問題について検証したブログ。ちょっと古い(2007年)が、いろいろ調べてあって非常におもしろい。

ビッグサイトでエスカレーター急停止、50人転倒

エスカレーターが突然停止し、乗っている人が将棋倒しになる事故は実際に時々起きている。エスカレーター上を歩くことは危険なのだ。





Ocean Radio@2011


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック