トウキョウ 8月 サングラス

画像 世の中盆休みに入って朝の通勤電車はガラガラか、と期待していたが、そんなことはない。確かにいつもより2割ほど通勤客は少ないように見えるが、カレンダーどおりに働かなくてはならない人たちもいっぱいいるわけだ。

 けさも東京は朝から強い日差しが照りつけ、予想最高気温は33度という灼熱ワールドだ。私の場合、こういう日の外出はサングラスが必需品。強い日差しに照らされると目が疲れる、ということがまずあるし、網膜から入る日光が減るだけで体感的な暑さが和らぐ気がする。

 サングラスのもう一つの効用は、自分の視線が周囲から悟られぬこと。目は口ほどにものを言う、という言葉があるくらいで、目つき一つで心の内面までのぞきこまれそうな気がするものなのだ。誰かとぶつかって顔をしかめたりとか、興味をそそられる車内広告があってそっちを向いたときなど、表情の多くは目が作り出す。混雑した電車内などで目を開けているというのは、自分の家のドアを開け放しているようで、決して気分が落ち着くものじゃない。多くの人が、目を閉じたり本を読んだり車窓を見つめていたりするのは、
眠いとか暇つぶしということだけでなく、自分の視線を不要に泳がせない、他人から悟られたくないということもあるのだと思う。自分がどこを見ているかというのが周囲から認識され得る状況というのは、それだけで私はけっこうストレスに感じる。その目をサングラスで覆い隠してしまえるのは、気分的に非常に楽だ。

 そんなわけで、真夏の東京ではサングラスを手放せない。

 ちなみにブログタイトルは、1989年に発表された今井美樹のアルバム「Mocha」に収録された楽曲から。盆休みでみな街を抜け出しオフィス街はガラガラ、という光景を歌った曲だが、20数年前のバブル全盛期、真夏の東京がそんなふうだったのかどうかは、今の私にはさっぱりわからない。冒頭にも書いたように、盆でも出勤する人たちは、大勢いる。


MOCHA under a full moon
フォーライフ ミュージックエンタテイメント
1989-06-21
今井美樹

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Ocean Radio@2012



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