【クルマ購入記】自動車の速度計は計器として不良品じゃないか

 新車レガシィが、ついに納車された。試運転を繰り返しているうちに、自動車の速度計に意外と大きな誤差があることを発見した。GPSを2台使って調べたところ、納車されたレガシィの場合、速度計が90km/h表示しているとき、GPSの計測値は84-85km/h。GPSが2台ともほぼ同じ値を示すから、GPSが真速度と判断して間違いないだろう。体感として、かなりの差だ。

 調べてみると、道路運送車両法は+15%までの誤差を認めており、真対地速度より5-10km高く表示する傾向は各メーカー共通らしい。真速度にもっと近づけることは技術的に十分できるが、敢えて高く表示しているという。

 15%なんて、計器の誤差としてはあり得ないじゃん! いつの時代の話だ? と思う。制限速度の考え方が昔のままだから、速度計の表示精度も昔のままでいい、ということなのだろうか? 速度違反取締の対策のために、敢えてマージンを設けているのだろうか?

 けれども、GPSとデジタル処理のおかげで、ありとあらゆる数値が民生機レベルでも極めて正確に表示されるようになったのに、自動車で最も重要な計器の表示がこうもいい加減というのは、非常にイラつく。

 表示速度が5km/h違えば、1時間で到達可能な距離が5kmも違う。だからと言って、飛行機のように燃料切れで墜落するわけじゃないし、自動車の場合は長時間一定速度で走り続けるのがそもそも非常に難しいから精度はそれほど厳密じゃなくていい、という理屈もわかる。が、計器なんだから、できるだけ正確に表示してくれよ、と思う。

 「速度」という概念が変わらない限りムリなのだろうとは思うが。

 いちおう、ディーラーに調整を依頼してみよう。「法律の範囲内なので調整の必要は認められません」と言われるだろうけど。

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▲高速道路走行中の速度計表示。車両備え付けの速度計(指針式・右側)は100km/hの手前を指しているが、GPSによる速度表示は90km/hだ。





この記事へのコメント

カクシカおじさん
2016年01月08日 12:00
たまたま検索で来ました。

自動車の速度計、どうやら車両運送法の改悪で-表示が認められなくなったとかで、現在はプラス側での誤差表示が大きいです。我がコンテカスタムRSでもメーター読み100km/h時点で、GPS計は105~106km/hを示しています。

気になるので新車購入の間もないころ、道路脇に建てられているキロポストを使って10.0kmを走ってみますと、デジタル表示の走行距離計トリップメーターの誤差は+1.5%と出ました。よって車載速度センサーは極めて正確に速度検知をしているようです。

私はまだ試したことがありませんが、OBD端子から速度計測をしますと恐らく正確な値となっていそうな気がします。

車輪径を修正してまで速度表示をする鉄道車両ほどでなくても、タイヤの製造誤差と摩耗による径の変化もありますが、それでもせめて誤差は+3%以内にしてほしいところです。日本車でも欧州とかに輸出している車両はそのくらいになっているようです。でもこれらのことは日本の役所があまりにも融通が利かず頑強なせいでしょうね。

同じ頑強なら、光軸がズレている車や不当な社外品を付けて光がヘッドライトレンズから溢れている車を、徹底的に取り締まってほしいところです。こちらは現在取り締まりが非常に甘いですが、現実にはこちらのほうがより迷惑だし危険です。

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