東京FM~送信所移設で音質が大幅アップ!

 東京FMの音質が最近格段に良くなった。東京タワーの中腹から頂上部に移設させたためらしい。新送信所から放送を始めたのが今月の11日、そしてきょうは新マスター(送信所に放送波を電送する司令塔のような場所・・・放送局内にある)も稼働したとのことで、朝から特番編成でPRをしている。

 詳しくは、 東京FMの資料に出ているが、これまで地上高180~220mに設置されていた送信アンテナを、308~333mの塔頂部に移設。さらに最大実行輻射電力を44.1kwから120kwにアップ。ビル・マンション室内での聴取明瞭度が大幅に改善されるのだという。

 品川区のマンション1階の我が家では、受信機を窓側に置いてもザーザーというノイズが常に入り、イライラしながら聞いていたものだが、けさからはノイズのないクリアサウンドだ。 送信機の高さでこれだけ音質が改善するとは、びっくり。

 それにしても改めて思うのは、放送メディアとしての「アナログラジオ」は、もう完全に限界に来ているんじゃないか、ということ。私は若いころから、どちらかと言うとラジオっ子で、中学生のころには「FMステーション」なんていう雑誌を買って、エアチェック(死語だな)を楽しんでいた。それ以来、FMラジオは大好きで、北海道に住んでいたころは、自室にいるときや市内のドライブ中はFMラジオがデフォルト、という生活をしてきた。ところが東京でマンション暮らしを始めて自宅でラジオを聞こうとすると、雑音だらけでまったくダメ。唯一、まぁまともなのがFM東京だったが、それでも時間帯や天候によっては、ノイズだらけの耐えがたい音質になってしまう。それ以外の局は常にノイズだらけ。J-WAVEやNHK-FMは、東京タワーからスカイツリーに送信所が移転して、ますます音が悪くなった。AMラジオに至っては、デジタル式チューナーで正確に周波数を合わせても、放送内容がまったく聞き取れない。

 考えてみたら、コンクリートはもともと電波の遮蔽効果が大きく、コンクリートに囲まれたビルの中、それも低層階というのは、ラジオを明瞭に聞こうとするには不向きな場所なのだ。木造住宅にしても、周囲の建物で電波がさえぎられるから、マンション内と大差はないだろう。特にAM放送は、電波が受信しにくいことに加えて、いろいろな電気・電子機器からのノイズの影響を受けるため、室内で明瞭に受信しようというのは絶望的な話なのである。都心部におけるラジオは、もはや番組内容が面白い、つまらないという以前に、「聞こえない」メディアになってしまっているのだ。新聞が家に届かない、書店やコンビニに雑誌が売られていない、そういう状態と同じである。他媒体やイベントなどを通して、どんなにラジオをPRしても、肝心の電波が受信できないのであれば、どうしようもない。民放ラジオ局はどこも経営が苦しいが、当然である。聞こえないメディアに広告は集まらない。

 とは言っても、地方を中心にラジオを楽しみに聞いている人はまだまだたくさんいるし、大災害の時にはラジオが最も身近で頼りになる情報伝達手段であることは、間違いない。(テレビは停電したりアンテナが損壊すると役に立たないし、ネットも携帯電話網がダウンしたり混雑するとアウト) 経営が苦しいからと言ってラジオ局をフェードアウトさせて良いはずがなく、商業放送を維持するために足腰を鍛えなおすことは、すぐにでもやらなきゃならないことだろう。特にAM局は、80年間基本的に変わっていないAMという放送方式にそろそろ見切りをつけ、新たな放送方式に転換すべきではないかと思う。






Ocean Radio@2013





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