レガシィにTV-NAVI KITを取り付けた

画像 愛車レガシィの純正ナビに、走行中でもテレビ画面表示とナビ操作が可能なように、細工をした。べつに、走りながらテレビを見惚けるつもりではないのだが、渋滞にはまったときの同乗者の退屈しのぎにはテレビが映った方がいいし、ナビ操作ができないのは非常に不便なので、細工をすることにした。

■カーナビは走行中は操作できないのが基本
 マイカーにカーナビを取り付けている人なら誰でも知っているが、カーナビは通常、走行中に操作したりテレビ画面が映ったりしないように設定されている。「画面の注視」を禁じた道交法の規定が確実に履行されるようメーカーが自主規制しているわけだが、裏には警察庁の要請があるのだろう。この、「走行中に操作できないようにする仕組み」は、ディーラーオプションや、ユーザーが自分で買って取り付けるタイプのカーナビは、パーキングブレーキのON/OFFと連動する単純なものなので、パーキングブレーキに接続される線をアースし、ブレーキONの信号が常時送られるようにしてやればいい。この程度のことは、ディーラーでも頼めばやってくれるし、カー用品店でもやってくれる。

 厄介なのが、純正ナビ。ほとんどの車種が、クルマ本体の車速パルスから走行状態を検知し、ナビ操作を禁止にしてしまう。この車速パルスのカットは、ディーラーに依頼しても絶対に無理。と言うか、走行中にナビ操作をさせないことが目的なのだがから、ディーラーなどが簡単に規制を解除できるのでは意味がない。

純正ナビの走行中操作のためには「特別な部品」が必要
 純正ナビで走行中の操作やテレビ画面を可能にするためには、ナビに入る車速パルスをカットして「停止状態」を擬似的に作り出すための「特別な部品」が必要だ。この部品、オートバックスなどで売られている「TV-NAVI KIT」(データシステム社)が代表的だが、ネットを検索するとこれと似たような部品製品が何社からか売られているようなので、「純正ナビを走行中に操作できるようにしたい」という需要はそれなりにあるということなのだろう。値段は、Amazonなどのネットショップだと1万円強(車種・年式で価格は微妙に異なる)といったところ。しかし、ネットショップだと取り付けは自分でやるか、カー用品店に依頼しなくてはならない。大事なクルマのインパネをこじ開けることになるし、カーナビやオーディオの重要部品を作業ミスで壊したりでもすればバカ高い修理費がかかるだろうから、作業は専門ショップに依頼したい。パソコンのハードディスクを交換するのとはワケが違う。そこで、オートバックスなどのカー用品店をいくつか回って調べたところ、ネットで1万円で変えるキットが、なんと約2万5000円もするのだ。しかも、取り付け工賃は別に8300円。合わせて3万3000円とは、ちょっと大きな出費だ。Amazonで買ったものを持ち込んで取り付け依頼をすると、作業はやってくれることはやってくれるが、工賃は倍の1万6600円.。キット代と合わせて2万7000円、まだ高い。

 持ち込んだキットを安く取り付けてくれるところはないものか・・・あちこちネットで調べたら、あった! 八王子にある「カーエレクトリックドットコム」(カーエレクトリック西東京)。カーナビやオーディオ、ドライブレコーダーなどの取り付けを専門に行う艤装屋さんで、持ち込んだTVナビキットを取り付けることも可とのこと。工賃は8600円。八王子なら、品川の自宅から1時間程度のドライブなので、半日確保できればいい。オートバックスにバカ高い工賃(まぁ、もともと自社で売ったパーツを取り付けるために併設している整備場だから、自社販売以外のパーツ取り付けをやるとそれだけ自社パーツの販売機会を逃すことにつながるわけで、持ち込みパーツの取り付けは倍の料金というのも、暴利とまでは言えんでしょう)を払わずにすむ。キット代と合わせて出費が2万円弱なので、まぁ「妥当な範囲」だろう。

 取り付け先が決まったので、さっそくTV-NAVI KITをアマゾンで注文。このキットは、上にも書いたように車種・年式・オプショングレード(レガシィのように純正ナビにも数種類ラインアップされている場合がある)で型番が細分化されているので、メーカーのHPで最新の対応表を見ながら注意深くチェック。自分の車種に合った型番を注文する(このへんの作業、オートバックスなら店員と相談しながらやれるから不安が少ないわけで、キット本体がネットショップに比べて高いワケもわからなくはない)。注文から3日で届いた。箱を開けて見ると、マッチ箱程度のボックス状の本体とケーブル類、そして小さなスイッチが入っていた。ナビ本体とクルマをつなぐ通信ケーブルの間にボックスを割り込ませ、ボックス内の電子回路のはたらきで車速パルスのみカットする、という仕組みだ。単純と言えば単純ではあるが、コネクタの形状はもちろんのこと、車速パルスを送るプロトコル(通信方式)などはメーカーごとに独自だろうから、どうやってこういうパーツを作り出せるのだろう、と素朴な疑問を感じた。車体メーカーが技術情報を開示するはずがないし、カーナビのシステム自体は毎年改良が加えられるから、合致したパーツを作って販売して行くのはそう簡単ではないはずだ。基本は完成車を入手して分解して調べるのだろうけれど、それには相応の費用がかかる。そこまでして開発した部品が1万円程度で売られているということは、この種の部品にやはり、それなりの需要があるということなのだろう。

 4月某日、作業日を予約して上記の「カーエレクトリックドットコム」にクルマを持ち込んだ。担当のメカニック氏は手馴れた様子で、スイッチの取り付け位置を打合した後、作業に着手。45分で終了した。料金8600円は、技術を持った専門家の時間あたり工賃としては、これまた妥当なところかな、と思う。

 さっそく試乗。テレビ視聴、ナビ操作、ともに走行中に問題なく可能になった。「ナビ用」「テレビ用」、別々にスイッチが付き、走行中に操作したいときにはスイッチをONにする。ナビスイッチは、5分で自動OFFになるほか、エンジンを切るとすべてリセットされる。そしてなんと、ナビスイッチをONにしている間は自車位置が追従しなくなる(停止状態のままになる)。レガシィのナビは、車速パルスだけでなくGPS信号もカットしないと走行中の操作ができないためらしい。スイッチをOFFにすると数秒~十数秒で正確な自車位置を表示するが、ナビスイッチは入れっぱなしにせず、必要なときだけONにしなさい、ということのようだ。ナビと一体になったオーディオも同様で、細かい操作をするときにはナビスイッチONで「停止状態」にする。テレビの走行状態検出系は、ナビとはまったく独立しているらしく、テレビスイッチをONにしていてもナビの表示にはまったく影響がない。純正ナビの本体が、2010年のフルモデルチェンジで採用された製品から基本的に変わっていないのに対し、テレビ機能は2012年のマイナーチェンジで追加されたものだから、なのかも知れない。

 いずれにしても、走行中のテレビ表示・ナビ操作がようやく可能になり、一件落着。もちろん、運転中にテレビ画面を注視するようなことは一切しないが、この「TV-NAVIキット」がいかに威力を発揮するかは、別項で紹介したい。

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▲渋滞走行中、テレビ画面を表示ししているところ。走行速度は時速3km/h。歩くのと同じこの程度の速度でも、従来は画面が消えていた。(画面を見ているのは同乗者。運転している私は画面を見ません。) ▼コンソールに取り付けた切り替えスイッチ。TVスイッチがONになってる。
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