オリンピック開催地が東京に決まった

画像 午前5時まで仮眠して、IOC総会の生中継を見た。決選投票で東京がイスタンブールをやぶり、東京が開催都市に決定。

 けっきょく、IOCの委員たちは、オリンピックにこめられた理念よりも「安全確実、無難に催行できる場所」を選んだ、そういうことなのだろうな、と思う。理念よりも金儲けが優先されたということ。もっとも、オリンピックの商業化は1984年のロサンゼルス大会から顕著になっていて、理念よりも金儲けを優先したとしか思えない開催都市決定は、過去に何度もあった(1996年のアトランタ、2012年のロンドン、とか)わけだけど。

 それともうひとつ言えるのは、マドリードが落選した次点で、オリンピックをヨーロッパ本土で開催したい委員たちの評が東京に流れたのだろうな、ということ。東京の次の2024年大会にはパリが立候補予定とされる。2020年大会が「ヨーロッパからもっとも近いアジア」であるトルコで開催されるよりは、「最も遠いアジア」である東京のほうがパリへの招致活動がやりやすい、そういう計算がはたらいたであろうことは容易に想像ができる。

 東京招致団の最終プレゼンも生中継で見たが、つまらなかった。委員たちからの質問にも、的を射た答えを返しているようには、とても見えなかった。マドリードやイスタンブールのプレゼンを見ていないから優劣は何とも言えないが、日本のメディアがさんざん「最終プレゼンがカギ」と言っていたわりに、委員たちの投票行動は事前にほぼ決まっていたのではないかな、と私は思う。

 東京オリンピックが開かれる7年後、日本はどんな世の中になっているだろう。若者の賃金は? 生活必需品の物価は? インフラの保守状況は? 東京でオリンピックを開催できてよかったと多くの国民が思えるのかどうか。世界の多くの人から思ってもらえるのかどうか。じっくりと成り行きを見てゆこうと思う。






Ocean Radio@2013





写真日記 ブログランキングへ

◆旅するデジカメ on Twitter

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック