30年前に破綻した理論で経済政策をやろうとしているアホらしさ

画像 けさの朝日新聞、政府の新税制大綱は企業優遇で家計を圧迫する、と大きな見出し。

 企業が活動しやすく、収益を上げやすくすれば労働者の賃上げにつながり生活水準が上がる、トリクルダウン理論、これも何度も繰り返されてきた大ウソ。

 実際には、企業はさらに賃金を下げ、収益を溜め込み、株主配当に回す。企業を儲けさせてもトリクルダウンは起きないことは、レーガン政権下、1980年代のアメリカで証明されている。

 30年も前に破綻した理論に基づいた経済政策、それでもウソに気づかない国民のオメデタさ。

 けさの朝日新聞の記事の書き方、見出しの立て方は、政権に十分に攻撃的で、「ウソに気づこうぜ」というメッセージを伝えるものとしては評価できると思うけど、このご時世、新聞を真面目に読むのは国民の20人に1人、その中で朝日新聞を読んでるのは10人に1人もいないだろうから、影響力は全然ないのね。影響力があるなら、自民党がここまで圧勝しないだろうからね。

 あ、べつにワタシ、朝日信者じゃないですよ。ただ、依って立つ位置がどちらかと言うと企業よりは市民側で、数ある新聞の中では比較的まとも、とは思っている。新聞もウソばっかり書いてヒマネタで埋められているという点ではどこも五十歩百歩。ただし、取材力、網羅性、一覧性という点で紙の新聞はいまだに非常に優れたコンテナ(メディアとは言ってねーぞ!)であるとは考えており(だから衛星放送やケーブルテレビを我慢して、新聞購読料を払っている)、単純な新聞不要論、ネット優位論には同調しない。それだけのこと。

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