諸外国の喫煙率は日本人が思っているほど低くない

 けさの地元紙。受動喫煙について、取り上げている。

 識者談話の中に「外国人は食事中に隣でたばこを吸われるとぎょっとすると言います」とあったのに、引っかかった。ここは、ちょっと事実に反すると思うな。
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 フランスに行くと、レストランでもカフェでも、屋外にテラス席を設けている例が多く、そこはほとんどの場合タバコ自由だ。実際、けっこう吸ってる。だから、日本人どうしで食事に行くと「タバコの煙が嫌だからテラスじゃなく店内に入りませんか」という話になる。それでも、夕方を過ぎるとテラス席はかなり繁盛し、タバコと飲食が同時に楽しまれている。「ぎょっとする」が本当なら、こんな席が繁盛するはずがない。

 世界20数か国を旅して観察した実感だが、欧米「先進国」を含め、外国の喫煙率は日本人が思っているより低くない。どんなに低く見積もっても、成人の5~6人に1人はタバコを吸うのではないだろうか。女性の喫煙者も、日本よりは多いと感じる。統計数字を紐解いたわけではなく、あくまで私が観察した限りではあるが。

 けれども、記事でも指摘されているとおり、「日本では、タバコ産業が抵抗した結果、屋内禁煙より屋外禁煙が先に進んだ」、これは本当。屋内ではまず吸えないが、屋外ではわりと自由に吸えるのが海外で、日本とは逆だ。そして、多くの国で、タバコに法外な税金がかけられ、とんでもなく値段が高い、これも本当。「タバコは毒です」「吸ったら死にます」みたいな警告文が日本よりはるかに大きく印刷されている、これも本当の話だ。

 それでも吸いたくなるのがタバコ。わたしゃ吸う習慣がないが、吸う人の気持ちはよくわかる。

82529317_10218944073171101_5161639916207079424_o.jpg▲▼フランス南部のカフェ・レストラン。どの店も屋外にテラス席があり、テーブル上には灰皿。タバコを吸いたい客がそれだけいる、ということ。
83059935_10218944071691064_270468560373940224_o.jpg▼こんな狭い路地でも、テラス席が設けられている。
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83116735_10218944103051848_5335069780791525376_o.jpg▲▼ドイツの空港免税店のタバコ売り場。「吸うと死にます」「自分や周囲に深刻な害を及ぼします」と大書きされている。
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