「ガソリン車禁止」について

2030年代半ばまでにガソリン車の販売を禁止するというこのニュース、感想が3つある。

1. 現状のEV(電気自動車)は性能面でも価格面でも見劣りする要素が多く、ガソリン車の代替にはなりそうにない(詳しくは別に詳述)。10年ちょっとで、ガソリン車の代替になるほどの性能向上と価格低下が本当に見込めるのか。

2. EVが主流の社会が訪れるとするなら、自動車のための電力を膨大に必要とする。どれだけの発電所が新たに必要? その動力は? 化石燃料を使えば炭素を出す。原子力は、増設はしないと宣言済み。なら、自然エネルギー? 夜間電力などピークシフトで賄える部分もあるのだろうけど、必要な電力量と供給手段がまったく語られないままEV移行と言っても、本気度合いが感じられない。

3. ハイブリッド車(電気・ガソリン両動力車 HV)が禁止されないんじゃ、ザルじゃないか。HVは走行距離比で見るとエンジン走行の方が圧倒的に多い。炭素の排出量は減るが排出することに変わらない。HVは既にほぼ完成された技術だから、HVでよしとするならメーカーの技術革新は進まない。

私はずっと通常動力のクルマを買っている。HVも考えたことがあるが、価格と予想走行距離、予想される燃料代を計算すると割りに合わない。そういう理由でHVをあきらめている人も多いだろう。

炭素ゼロ社会のためにガソリン車の販売を禁止すると言うのはよいが、それによって変化する社会の未来予想図をしっかり示せよな、と思う。
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