機内もガラガラ 新千歳~羽田・JL502(JA8977)

画像 東京行きのJL502に乗ったが、機内もガラガラだ。搭乗率は3割弱程度だろうか。空港ビルがあれだけガラガラなのだから無理もない。こんな搭乗率でB777を飛ばすのは燃料をばらまくようなもので、勿体無いこと甚だしい。ANAグループは、東京・札幌線にもB737を入れるなど、乗客減に機体のダウンサイジングで対応しているようだが、JALグループには代わりに飛ばせる小型機に余裕があるわけではないから、致し方無いのだろう。


旧JASのB777・この夏にもJAL仕様に改装か
画像 ところで、けさ乗った機材は旧JASから継承したB777-200(JA8977)。シート配置が旧JASのままで、普通席も個人用テレビがあり、座席幅もゆとりがある。旧スーパーシート・レインボーシートがそのままクラスJとして使われているため、旧スーパーシートを座席指定できれば本来のクラスJよりゆったりした座席に座れるなど、知る人ぞ知る人気機材である。だが、関係者に聞いたところでは、夏頃をメドに本来のJAL配置に改装予定なのだそうだ。本来は昨年度中に改装の計画だったそうだが、諸事情(予算?)で延期されていたとのこと。旧JAS仕様はJAL仕様よりも豪華なのだから、わざわざ費用をかけて改装し、グレードを落とす必要もないと思うのだが、同じB777-200で、本来のJAL機(375席=W14)と旧JAS機(380席=W91)で座席数や座席配置が違うのは運用上不都合が多いということなのだろう。鶴丸の新塗装に変更するのと併せて内装も変える、ということなのかも知れない。

 ちなみに、右のシートマップを見ていただければ一目瞭然だが、JAL機(W14)と旧JAS機(W91)の大きな違いの一つが、普通席がW14の横10列に対し、W91は横9列であるという点だ。W91の方が座席幅が広く、普通席に関しては旧JAS機の方が乗り心地がいい。JAL機もB777を導入した当初は横9列配置を採用していたが、クラスJやファーストクラスなど占有面積の大きい上級クラスを導入した際に、全体の定員を減らさぬよう普通席の幅を狭くしたのだ。単価の高い乗客を多く乗れるようにして収益を上げるというのは、経営としては当然かも知れないが、乗る側からすれば切ない話である。

 消えゆく旧JAS配置(W91)のB777-200、機会があれば早めに乗ることをオススメしたい。

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▲JA8977号機(2011年2月19日・新千歳空港)。外見はJALだが中身はJAS。JAL・JAS合併の名残を残す機体が、また一つ消えてしまう。クラスJ(旧スーパーシート・旧レインボーシートはこんな感じ)▼
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【追記】
 あるブログによれば、旧JASのW91はクラスJが50席しかなく、JAL機W14の82席(ほかにファーストクラスが14席)に比べ大幅に少ないため、羽田~伊丹線に投入されるとクラスJの「争奪戦」が起きるのだという。空席待ちカウンターの前に、クラスJへの変更を求める不機嫌顔のビジネスマンがわんさといるのだとか。いや~、そこまでして座りたいですかね、クラスJ。1時間しか乗らないんだから、普通席に座ったってたいした変わりはないでしょーに。空席待ちでカウンター前に突っ立ってイライラするくらいなら、差額の1000円でうまい生ビールでも飲んだ方が、シアワセだと思わないかい?




Ocean Radio@2011

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