札幌へ

 羽田発のJAL最終便で、「生活の場」としての東京を後にした。東京に赴任したのが、5年前の7月7日。そこから数えて、4年10ヶ月16日の東京生活だった。家族は一学期が終わる7月末までは東京で暮らすので、たった1人での旅立ちだ。5年前、東京に赴任してきたときも1人だった。

 まあまあ長く暮らした方だろうか。あっという間に思えるが、この5年の間に政権は自民党に戻り、東京でオリンピック開催が決まり、東京スカイツリーはオープンし、東急東横線渋谷駅が地下に移転して副都心線とつながり、首都高速中央環状線が全通し、上野東京ラインも開通した。幼稚園児だった子どもたちは学校に行くようになり、高学年になった長男は体格もいっぱしになってきた。5年という歳月は、短いようでいて長いのだ。

 新千歳空港まで1時間10分、いつもと変わらぬフライト。東京に住んでいた約5年、羽田~新千歳の便は本当によく利用した。数えてみたら、出張・プライベートをすべて合わせて102回(成田発着便を含む)、51往復。平均すると年10回で、ほぼ月に1往復。東京~札幌の往復は生活の一部になっていたように思う。

 いつものように新千歳空港駅から快速エアポートに乗り、札幌駅に降り立つ。寒い。半袖シャツ一枚の格好に、夜風の直撃を受けた。5年間でカラダはすっかり東京仕様になっている。冬の寒さはともかく、春秋の寒さ、涼しさが身に堪えることになるだろうな、と思う。

 マイホームは賃貸中なので、当面の間住む賃貸を探さなくてはならないのだが、その時間がなかったので、とりあえずはホテル住まい。中心部のいつものホテルにチェックインした。

 5年ぶりの札幌生活が、始まる。サラリーマン人生も後半戦。大事に生き、大事に暮らそうと、思う。

【Ocean Radio@2016】


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