国際線混雑、なぜ予測できなかった?

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けさの地元紙に、国際線の便数増で地上支援設備や車両が足りない、という記事が出ている。国際線の便数が5年で倍増したからだそうだ。

日本の行政って、どうしてこうもいつもいつも、先を予測して対策を打っておくことができないのだろう、というのが正直な感想だ。

訪日観光客を取り込んで観光立国を目指そうという方針は、かなり前から決まっていたことなのである。国際線ターミナルがオープンした2010年当時、北海道を訪れた外国人観光客は74万人だった。2017年度までに120万人を目指すという計画が立てられたのが2013年。この計画は2016年に、2017年度までに240万人、2020年度までに300万人を達成すると上方修整されている。2016年度の時点で既に230万人を超えているので、2017年度の240万人超えは確実。2020年度の300万人も十分に現実的な数字だ。

何が言いたいかというと、これだけ急激にインバウンドを増やす計画を立てておきながら、空港の受入態勢が追いつかない、ギリギリの状態とは、立案に関わった行政マンたちは一体どこを見ていたのか、ということ。観光客が増えれば航空便は増便され、キャパオーバーになることは子どもにもわかる理屈だ。

空港キャパだけじゃない。空港アクセスも、宿泊施設も、バスもレンタカーも、外国人をもてなす要員も、200?300万人という人数を受け容れるには、なにもかも足りない。

景気の良い目標数字をぶち上げるのではなく、足元の態勢固めをちゃんとやらないと、北海道観光ブームは10年程度の一過性で終わってしまう。



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