突然の退役…JAL 国内線ボーイング777

 コロナ禍で出張にも旅行にも出れない中、JAL国内線からBoeing 777 が突然全機退役してしまった。予告もなく、セレモニーも、もちろんなく。国内線B777は元々、2021年度内全機退役の予定だったが、P&W製エンジンの不具合から飛行停止措置が長引いているため、ライン復帰させるよりも、予定を前倒してそのまま退役させたほうが経済的なのだという。飛行停止措置の発動時点で就航していたB777は7機。羽田や那覇に留め置かれたままだ。航空局の許可がなければ、売却先へのフェリー(回送)フライトもできない。今後、どうなることだろうか。

 B777は、20年以上にわたりし新千歳~羽田など国内幹線を飛んだメイン機材だ。B747が抜けたこの10年ちょっとは、幹線はB777ほぼ一択。当然、私の飛行機人生でも最も搭乗機会が多かった機材。こんな形で最後を迎えるとは思ってもみなかった。きちんとお別れ搭乗をしたかった。それもこれも、コロナの影響か。

 B777が抜けたラインは、新鋭のA350と、国際線から配置転換するB767-300ERが担うことになる。考えてみれば、B767はB777より10年以上前の世代の機体だ。製造年次は新しいとは言え、B777が退役し旧世代のB767が残るとは、なんという皮肉だろう、とも思う。

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P210406_002.JPG▲私にとって「最後の搭乗」となったJAL Boeing777-200・JA772Jの機内。2020年3月。
P210406_003.JPG▲コロナの影響で地上駐機となった機材がひしめく羽田空港(2020年3月)。コロナ禍がこうも長引き、人々を苦しめるとは、この時点で誰が想像できただろう。

【Ocean Radio@2021】


機長の航跡―コクピットから見た戦後民間航空史 - 諸星 廣夫
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ボーイング777コックピット 北海道から羽田ヘ - 航空サウンド 武田一男プロデュース作品
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